「恐喝の街」のストーリー

“シカゴ・クロニクル”の社会部記者エド・アダムズ(アラン・ ラッド)は安ホテルの1室で若い女の屍体を発見し、彼女の手帳にかかれた人々の名前を手がかりとして調査を始めた。電話で数人に当たり、彼女の名前がロジタ(ドナ・リード)であることを知った。ロジタの兄トミー(アーサー・ケネディ)からは、彼女がポール・ジーン・デュアの妻であること、夫婦仲がうまく行っていなかったこと、夫がまもなく死んだこと、トミーとロジタとは年1回、トミーの誕生日に会っていたことを聞き出した。なお、手帳に記された名を手がかりに調べるうち、エドはある結婚式のパーティに行き合わせ、リオナ(ジューン・ハヴォック)という娘と知り合った。彼女は彼の手伝いをしてくれることになった。エドは探索を進め、ロジタが夫ポールの死後ブローカーのブラッキーと恋におちたが、ロジタに邪恋する財界の顔役テムプルに邪魔されたこと、しかし彼女がついにテムプルになびかなかったことを知った。テムプルは腹を立て、ロジタを殴り、失神した彼女を死んだと感ちがいしてギャングのソリーに死体隠匿を依頼した。しかしソリーの子分はロジタの死んでいないことを知って逃がしてやった。その後ロジタ病死のニュースが伝わるとギャングの手で殺人が行われ始めた。まずロジタを逃がした子分、次にテムプルが殺された。いずれもソリーの仕業で、やがてエドもソリーに襲われ、銃弾を浴びて病院にかつぎこまれた。しかし、エドは病院を抜け出してソリーと対決し、ピストルで彼を倒した。ロジタの葬式はエドの手で丁重にとり行われた。

今日は映画何の日?

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