「巌窟王(1922)」のストーリー

エドモン・ダンテエはあらぬ濡衣を着せられて結婚式の席上より捕縛され、デイフの土牢に幽閉されたが、彼はファリア老僧から文芸科学の知識を授かり、あまつさえモント・クリスト島に隠された大宝庫の所在地を教えられる。老僧の死んだ時、ダンテエは死骸の身代わりになって海中へ投げ込まれ、危うく助かってモント・クリスト島に至り、大宝庫を己れがものとし、巌窟王と名乗って社会に出て、かつておのれを欺いたド・ヴィリフォール、ダングラー・フェルナンの3人に痛快な復讐を加える。