「妖魔 上の巻・緋影魔境編 下の巻・魔狼兇牙編」のストーリー

戦国時代。武田軍の少年忍者・緋影と魔狼は、子供の頃から兄弟のように育てられていた。しかし、頭領の信玄が不審な死を遂げた時、魔狼は突然姿を消した。緋影は抜け忍となって、魔狼の行方を探して旅に出た。ある村で緋影はあやという娘と知り合ったが、村人達は過去の記憶を失っていた。緋影は自分を監視していた武田軍が何者かに襲われた際、魔狼の出生の秘密を知った。やがてあやや村人達が姿を消した。緋影は村はずれの寺で老僧と会うが記憶を失くした者達は妖魔の餌食となっていたのた。老僧は巨大な蜘蛛に変身し、緋影を襲った。魔狼は妖魔の王子・鬼睦皇子として蘇り、織田信長と手を結んで勢力を伸す。一方、くの一の妖と暮らす緋影は魔狼を追いつめ最後の戦いを挑んだ。