「菩提樹 リンデンバウム」のストーリー

幼いころ両親を事故で失くした麻美は、あしながおじさんの援助で医大に入学した。援助の条件は医者になることとその人を詮索しないこと。同じ医大生の森次や島田も麻美に好意を持っていたが、彼女が好きなのは早坂教授だった。ある日麻美は偶然に菩提樹の下で早坂と会い、心が和んだ。夏休みに麻美は神崎学長宅で家庭教師となり、学長があしながおじさんではないかと考えたが、早坂に「それが誰であれ君を見守ってくれている」と励まされた。ある晩研究室で麻美は早坂に愛を告白したが、受け入れられなかった。そんな時早坂が倒れ、あしながおじさんからは突然会いたいと連絡がきた。しかし、約束の場所で待っていたのは早坂だった。15年前に麻美の両親を死に追いやったのは彼で、あしながおじさんとなったのは償いのためだった。自暴自棄になった麻美は医者になることをやめる決心をするが、早坂が危篤と聞いて駆けつけた。そして早坂は麻美に命の尊さと医者の使命を教えながら息を引きとった。

今日は映画何の日?

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