「湘南爆走族」のストーリー

神奈川県茅ケ崎にある波打際高校。放課後の手芸部部室に、女生徒たちとフランス刺繍に励む紫色のリーゼント頭の江口洋助の姿があった。彼は手芸部部長としてのやさしい顔と湘南暴走族のリーダーとしての超つよい顔の二つの面も持っていた。間もなく仲間の呼び出しに単車の待つ校庭へ出向く江口。数分後、湘南の潮風の中、江口、親衛隊長の晃、丸川、桜井、旗持ち原沢の略して“湘爆”こと、湘南爆走族はマシンをぶっ飛ばしていた。途中、路上で隊員勧誘のためのプロモーションビデオの撮影に大忙しの宿命のライバル“地獄の軍団”にガンくれて、彼らはラーメンショップじぇんとる麺をめざす。そこのマスター茂岡は、湘爆の初代親衛隊長である。金欠で一杯のラーメンをとりあう湘爆のメンバーたち。その頃、横浜をおさえた荒くれ集団“横浜御伽”は湘南進出をもくらみ、他グループの席巻を開始した。まずは湘南を爆走中遭遇した地獄の軍団を叩きのめし、リーダーの権田を病院送りに。また、晃は恋人民子とデート中、民子にチョッカイを出した彼女の中学の先輩だという横浜御伽の神林と乱闘になる。一方、横浜へ銀色の刺繍糸を買いに出た江口と副部長津山の前にも御伽の面々が現われ、喧嘩を売って来た。とうとう御伽から挑戦状が叩きつけられた。それを受けた晃はひとりで決着をつけると長者ヶ崎へ向かう。御伽のリーダー城崎の妹・奈美は前々から江口に憧れていて決闘をやめさせようと波打際高校を訪れた。長老ヶ崎へと単車を走らせる湘爆たち。それを病院の窓から見つけた権田も抜け出し、地獄の軍団も向かった。闘いの結果、江口と城崎のきもだめしで結着をつけることになり、江口の勇気に城崎は負けた。

今日は映画何の日?

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