「星空のむこうの国(1986)」のストーリー

シリウス流星群がもうじきやって来るというとき。星を見るのが好きな平凡な高校生、森昭雄は一週間前に交通事故で頭を打った。それから会ったこともない同じ女の子の夢を毎日見るようになる。ある日、昭雄は並走する電車の窓に夢の少女の姿を見つける。その日、帰宅してみると、彼は死んだ人間になっていた。パラレル・ワールドに迷い込んだのだ。少女の名前は理沙、その世界では昭雄のガールフレンドだった彼女は、交通事故で死んだ昭雄を想いながら重い病気で入院していた。昭雄は出会ったSFマニアの親友尾崎の力を借りて理沙と面会した。シリウス流星群をふたりで見よう、昭雄と理沙が交わした約束のため、理沙の想いが昭雄をこの世界に呼びよせたのだ。昭雄は理沙を病院から連れ出して約束を果たした。その夜ふたりは学校の教室で一晩を明かした。翌朝、理沙はやって来た尾崎と昭雄の会話を耳にし、昭雄が自分と交際していた彼とは別の人間だと知る。そして、彼女の容態が悪化した。尾崎を追いかけてきた主治医の上田、集まってきた昭雄のクラスメイトたちの見守るなか、理沙は息をひきとった。それと同時に昭雄の姿も消えた。彼は交通事故を起こした日に戻っていた。治療にいった病院で、昭雄は理沙と出会うのだった。

今日は映画何の日?

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