「バツ&テリー」のストーリー

バツとテリーは横浜の海峰高校野球部一年生。バツは投手、テリーは捕手として、ずばぬけた才能を持っているものの、高校球児のイメージとは程遠く、バイクを愛し、女の子と喧嘩が大好きで、青春を謳歌している。甲子園を目指す高校野球予選大会まっさかりの、ある夜、二人はバイク事故を目撃。翌日、その崖ぶちの道を通ると花束を供えている女の子がいた。彼女の名はアン。恋人をバイク事故で失ったのだ。バツとテリーはアンに一目惚れし、ちょっかいを出すが、彼女は相手にしない。恋人との想いが、彼女の心を支配していた。海峰とアンの星蘭高校の試合の日がくる。アンの恋人は星蘭の選手であった。恋人の追悼試合。結果バツとテリーの活躍で試合は終るが、アンの心は晴れない。そして、日頃からバツとテリーに恨みを持つ辰夫が手下と共に、アンをさらった。これでバツとテリーにしかえしが出来ると喜ぶ辰夫たち。しかし、バツとテリーのあばれっぷりで、アンは無事救出される。そして、心をひらいていくアン。翌日、昨夜の救出劇で、身体がボロボロになったバツとテリーは、なんとか、優勝を賭けた試合にのぞむ。二人をはげます、アンの声援。--試合は海峰の勝利で無事終った。