「アモン・サーガ」のストーリー

草原海に移動都市ヴァルヒスの地響きが鳴り渡った。略奪と破壊と殺戮の限りを尽くす悪の皇帝ヴァルヒスの要塞だ。ある日、ヴァルヒスの欠員戦士募集が酒場で行なわれ、アモンや、ガイウス、アルカン、ホーなど九名が採用され、要塞に移る。実は、アモンは、ヴァルヒスに母を殺され、吟遊詩人エナクに剣を学び、父の形見の大剣を背に復讐の時を狙っていたのだ。要塞には、交易商人ダライ・セムの娘リチアが捕われている。ビンドラーナ山脈にある黄金の谷のありかを知るダライ・セムは、地図とひきかえにリチアを帰してもらおうとするが、その使者はヴァルヒスに殺されてしまう。いよいよ、要塞はビンドラーナへ向かった。一方、実はダライ・セムの密使であったアルカンは、リチア救出を決行。二人の危機を救ったアモンやガイウス共々、彼らは要塞都市を脱出する。が、森の中で、樹狼の群れに襲われ、リチアは黄金騎士に連れ去られてしまった。アモンたちは、その後を追って、廃墟と化したビンドラーナの街に辿り着く。ヴァルヒス軍の攻撃をうけるが、黄金騎士に救われるアモンたち。黄金騎士は、三人の老人の幻力に操られていた。リチアは地下神殿に無事にい、老人から黄金の谷に秘められた話が語られる。この黄金こそ、昔、王位を継ぐ二人の男女が旅立った時に船に乗せたもので、王位につくためヴァルヒスが執拗に求めているのだった。谷に着いたヴァルヒスらとアモンたちの戦いが始まった。そして、死闘の末、黄金を目前に、ついにアモンはヴァルヒスを倒す。そして、淡い恋心をアモンにいだくリチア。今草原に新しい風が吹こうとしていた--。

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