「火焔を潜りて」のストーリー

アリゾナのサーマンの牧場にはイノックとカルの兄弟で経営していた。イノックは小学教師のメリーと相愛の間がらだったがカルははにかみ屋で女達とは親しまなかった。突然メリーの妹ジョージーが保養に東部からやって来て牧童共を悩殺したがカルだけは相変わらずだった。それが癪だったのでジョージーは彼に秋波を送って彼を征服し彼が結婚を申し込んだ時に見事拒絶してカルをペシャンコにした。その後ジョージーは近隣の牧場のハートイールドをも征服せんとしているのをカルが発見し、男を倒して彼女を牧師の許に引きづって行き拳銃を突けて結婚した。そして森の小屋へ新婚旅行へ行った時山火事が起こり二人は火に囲まれたが、辛くも逃れて数百尺の断崖から河中に跳込んで危うい命を拾った。この冒険はジョージーの心に真の愛を芽生えしめた。