「戦国魔神ゴーショーグン 時の異邦人」のストーリー

宇宙を放浪するレミー、真吾、キリー、ブンドル、カットナル、ケルナグールの六人は、ある砂漠の惑星の見知らぬ街にたどりついた。翌朝、ホテルの一室で目をさましたレミーは、「お前は2日後に死ぬ」という謎のメッセージを受けとる。一方、別の時間を生きるレミー。彼女はすでに七十歳をこえていた。自動車事故と、進行性白離病によって、あと2日も生きられないという。彼女の病室にかつての仲間たちが集まってくる。そして、パリの街、七歳のレミーは墓地へと逃げ込み、足をすべらせ穴の中へ。死亡予告を受けとった二十代のレミーには次次と奇妙な事件がふりかかる。また、レミーと同じく、他の五人も死亡予告の手紙をうけとる。街へ出たレミーは暴徒につかまりかけるが、次々と現われる他の五人に救われる。そして、ブンドルと共に街の外へ脱出しようとし、恐るべきことを知る。この街は、外へ出ようとしても戻ってしまう出口のない街だったのだ。脱出をあきらめた六人は、敵の本拠・街の中心の神殿を破壊することを決意した。しかし、神殿はふっとばしたものの、今度は巨大化した野獣と、暴走の大群がレミー達を襲う。傷だらけのレミーは、最後の銃弾をつめ、祈りをこめて野獣を撃つ。--闇の中からの五人の男の子の励ましの声で勇気づけられた七歳のレミーは、じっと助けを待ち、二日目に救出された。--七十歳代のレミーに死期が迫っていた。消えていく心脈。五人の仲間は彼女に背を向け去って行く。その時、「みんな待って!」というレミーの声が。そこには、いつもの戦闘服に身を包んだ二十代のレミーが立っていた。振り向いた五人も若い頃のままだ。六人は微笑みながら歩いていく。