「アラジンと魔法のランプ(1982)」のストーリー

昔々、東洋と西洋の中間あたりに、大変栄えた国があった。大きな都の中央には美しい宮殿があって、その周辺はいつもにぎわっていた。だが王様が欲ばりなために、市民の生活は貧しく、母親と二人暮らしのアラジンの家も、その日の食物に困るほどだった。ある日、都に一人の妖術師がやって来て、アラジンに、家来になれば大金をやると持ちかけた。そして妖術師はアラジンを大きな岩の前に連れて行き、呪文で岩を真っ二つに裂いて入口を開けると、自分がつけていた指輪を渡し、岩の中に入って古ぼけたランプを持ってくるように命じた。アラジンはランプを見つけ、外に出ようとした時、入口が閉じてしまった。閉じこめられてしまったアラジンが、祈るように両手を合わせた瞬間、ランプから白い煙が立ちのぼり、中から魔物が現われた。「御主人様、何か御用ですか」その魔物は指輪の持ち主の召使いだったのだ。この魔物の力を得てアラジンは、無事に地下から脱出することができた。それからは困った時に魔物を出しては願いごとを叶えてもらい、一目惚れしたブドール姫ともめでたく結婚できた。そんなある日、あの妖術師が再び都に現われ、ブドール姫をだましてランプを奪い、魔物の力で姫を宮殿ごと遠い国へ連れ去ってしまった。アラジンは宮殿を捜し出すと、姫と力を合わせてランプを取り返した。怒った妖術師はあらゆる魔法を使って逃げる二人に襲いかかるが、ついにアラジンは妖術師を倒すのだった。

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