「愛獣 惡の華」のストーリー

スナック“マノン”を恋人のナオミと切り盛りする正は店も軌道に乗り、あとは彼女と結婚するだけだった。ある夜、広之と名乗るヤクザが店にやって来て、「お嬢さん、いくらなら浮気します」とナオミに訊く。「百万なら」と冗談で答えるナオミ。すると広之は胸のポケットから百万の札束を出すとナオミを強引に連れていく。呆然と見送る正。ナオミは広之のマンションに軟禁状態にされ、あらゆるセックス・テクニックを教えこまれる。やがてナオミの眠っていた娼婦の血が目覚め広之さえも相手に出来なくなってしまった。そして、ナオミは広之の属する三国会、会長の情婦、巴絵が組織する売春シンジケートの稼ぎ頭となり、大物財界人の人気者となった。一方、仕事も手につかない正を、店を手伝うミツ子という女が面倒を見ていた。ナオミは自分を犯した広之をいつかやっつけてやろうと思っており、廃工場に彼を呼び出した。今や、三国会での二人の地位は逆転しており、若い者に殴られボロボロになった広之を、ナオミは車でひき殺してしまう。それを、ナオミを追ってやって来た正が目撃する。泣き叫び錯乱状態となるミツ子。ナオミの変貌に呆然とする正。数日後、正がミツ子を絞殺した記事が新聞に載っていた。

今日は映画何の日?

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