「ネイキッド」のストーリー

マンチェスターの通りでレイプしたジョニー(デイヴィッド・シューリス)は、盗んだ車でロンドンに向かい、昔の女ルイーズ(レスリー・シャープ)のアパートにたどり着く。彼女は不在だったが、同居人のソフィー(カトリン・カートリッジ)に招き入れられ、2人は大麻を吸う。ルイーズが帰ってきたが、険悪な雰囲気になり、彼を愛していると告白するソフィーを振り切って、ジョニーは部屋を出る。彼はソーホーで出会ったスコットランド出身の偏執狂の青年に無理矢理話しかけた後、オフィスのガードマンのブライアン(ピーター・ワイト)に、聖書の終末論を吹っかける。ジョニーはブライアンに教えられ、オフィスの向かいの女の部屋を訪れる。だが、そこにいたのはやつれた中年女で、彼はファックを拒絶した。ソフィーがアパートに戻るとジェレミー(グレッグ・クラットウェル)という男が入り込んでいて、アパートの大家だと名乗ると、ソフィーを暴力的に犯す。一方、ジョニーはカフェのウェイトレスの部屋に上がり込むが、彼に恐怖を感じた女に追い出される。ジョニーは夜の街をうろつき、挙げ句の果てにチンピラに襲撃され、やっとの思いでルイーズのアパートに転がり込む。マンチェスターに戻るというルイーズにジョニーも同意しているようで、それを見届けたソフィーは彼らの前から去る。だが、ルイーズが退社届けを出しに行っている間に、ジョニーはジェレミーが残した金と大麻を持って、痛んだ足を引きずりながら通りを歩いて行く…。