「女相場ドル相場」のストーリー

パッシーはあるブローカーに雇われているほら吹きのトム・グリーンと熱烈な恋仲であった。そして2人で結婚して新居を持つ前の準備にとセッセと家具類を買い込んでいた。が、パッシーの友達のゴルディはそなトムみたいな貧乏人を対手としないでもっとブロードウェイで金を撒きちらしているお父っぁんたちを対手にしろとパッシーに言いきかせるのであった。そしてゴルディは彼女をトムの主人パワースに紹介した。パッシーは翌日になってトムが解雇されたのを知りパワースと近づきになったことをトムに内密にして置いた。その晩、パッシーもゴルディもナイトクラブでパワースやその他の銀行家が催した集会に出席した。その席上、パッシーは商売上の機密を盗み聞きした。で、彼女はトムには己が策略とは知らさず彼をただある有力な人物の代理人と思い込ませそして株式会社で活躍させた。それはトムをして成功させた。が、それと共にトムをして更に鼻を高くさせた。で、彼はナイトクラブでパッシーがパワースと同席しているのを見た時に、パッシーを金銭目当てのあばずれ女だと罵った。こうお天狗になられては困るのでパッシーはパワースと計って彼を懲しめた。その上、トムは彼が扱っている金というのは実はパッシーたちのティップを集めたものに外ならぬことをもゴルディによって知った。トムはそこでパッシーに謝って許しを乞うた。一方、その間にゴルディはパワースと首尾よく結婚した。