「女を売る街」のストーリー

20世紀の初め。サンフランシスコのチャイナタウンに巣くう秘密結社に東洋の各地から誘拐された娘たちが運ばれて来た。中国系新聞の編集長ジョージ(リチャード・ルウ)は人身売買の一掃を計る正義派。その友人ニルバート(ヴィンセント・プライス)もジョージの運転を助けるため中国からやって来た。秘密結社のマークである月型竜の刺青を腕に入れて。かねて目標にしていた骨董品店の主人チン(フィリップ・アーン)にそれを見せ、ルビイ(リンダ・ホー)を紹介された。そこで17歳のロータス(ジューン・キム)から誘拐の実際も聞いた。また檻の中の女奴隷ロー(キャロリーヌ・キド)ルッグ(マイエル・サーン)を助け出すことにも成功した。だが、正体がばれ、捕まってしまった。やがて隣の広間で女の競買が始まった。女たちの華やかなせり市が進行中、ギルバートは小人の女(イボンヌ・モーレイ)に助けられた。ルビイの部屋に忍び込んだ彼らは爆竹用の大量の火薬を部屋に撒き散らし、その粉末を外へ導いた。一方競売場では、ロータスが引き出され、彼女に黒眼鏡の老人が阿片15包で彼女をせり落とした。だが、その阿片を調べてみると偽物。広間は一瞬殺気だった。この時、ギルバートは火薬に添加の合図を送りルビイの部屋は爆発、激しい火の手が上がった。黒眼鏡の男は変装したジョージで、ロータス、ロー、小人女を連れて広間を飛び出した。彼らは逃亡したが、街頭に多数の圧巻が彼らの前後を包囲していた。彼らはジョージを先頭に地下の下水溝へ逃れた。途中小人女とローは敵の犠牲になった。ギルバートが下水溝に転落したとき、秘密結社の首領リン・タンが彼を待ち構えていた。格闘の最中、リンの扮装がとれ以外にもルビイの姿がその下から現れた。