「俺は名選手」のストーリー

大男のオスカーが守衛をしているある刑務所にジェリーという小男の囚人がいた。ジェリーは典獄の娘ドロシーと仲良しだったが、オスカーはドロシーを恋していたので2人の仲が気にくわなかった。オすカーはジェリーを苦しめようとしてラグビー・チームに加える。ところが器用なジェリーはたちまちチームのスターになってしまったので、オスカーは憤慨して彼を放免してしまう。来るべき大試合に彼を出したくなかったのである。休暇にドライヴとしゃれたオスカーがスピード違反で警官に捕らえられる。そして、入れられたのが敵チームの刑務所ですぐチームに加えられたオスカーは味方のチームと試合をしなければならなくなる。ジェリーはドロシーに会いたいばかりに故意に罪を侵すが、なかなか刑務所に入れてもらえない。待ちきれずに彼は刑務所乱入を企てる。やっと刑務所に戻ったジェリーは望みどおりチームに入れたが、敵のチームにオスカーがいるので、サインを見破られる心配がある。ジェリーは敵の刑務所に忍び込んで敵のサインを盗み、晴れの大試合に大功をたてる。その後、ジェリーとドロシーとの恋の実は結んだのであった。