「俺は曲芸師」のストーリー

オスカーは曲芸団に職を得て、ゴリラ使いと成り、花形曲芸師として評判となった。団長の娘ベルは空中の放れ業が得意で、オスカーは彼女に惚れて居たが、女の方では風に柳と受け流して居た。曲芸団の一行がある小さい町に到着した時、土地の新聞記者フランシスはベルに憧れ、父が死んだと編集長を欺いて社の自動車を借用に及び、ベルを同情させて盛んに跳び回る。オスカーは泥水を採算かけられて怨み骨髄に徹し、2人は顔さえ合わせれば喧嘩して居た。フランシスは遂に自動車を衝突大破させて新聞社を首になる。でやむなく彼は曲芸団に入れて貰い、オスカーの助手を勤めることになったので、日頃の怨み思い知れとばかり、フランシスを檻に入れてゴリラとダンスさせる。失神したようなフランシスの踊りを見物はそれとは知らず大喝采を送った。曲芸団が次の興行地に巡業するので汽車に乗ったところ、フランシスとベルの仲を嫉いたオスカーはゴリラをフランシスの寝室に入れたが、ゴリラは機関車に現れ機関手を追っ払って速力を進める。ベルの逃れるのをゴリラは進行中の列車の屋根の上に追う。オスカーとフランシスはゴリラを捕らえようとしたが、オスカーはゴリラの一撃を受けて倒れ、汽車は前方の列車に追突せんとして、フランシスの努力で間一髪に停車した。ベルとフランシスとは愛の微笑を交わしたが、哀れオスカーはゴリラに追われ、散々な目に合って悶絶したがゴリラに水槽に入れられようやく蘇生した。

今日は映画何の日?

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