「踊る曲線美」のストーリー

スタンフォード対コルトン大学の競泳大会は年中行事の一つであった。スタンフォードの選手ジム・ホームズの年頃の宿望はコルトンのハーブ・ダロウを打破るにあった。しかしこの大会には彼は病気のため出場が出来なかった。そしてチャック・ポナーが代って出場し、よく力闘したが惜しくも破れ、栄冠はコルトン大学に奪われた。外国から帰ってきたポナーの妹メリーと近づきとなったダロウは彼女を恋するようになった。その後、病気快復したジムは海水浴場の監視人となって日を過していたが、溺死せんとしたメリーを救ったことから、二人は互に恋するようになった。一方、ポナー兄妹の友達キティー・ドーンは己れの友達と仲よくしている男でなければ横恋慕しないという変り種であったが、彼女はメリーの恋人とのみ思い込んでジムの朋輩スティーヴに接近して行った。月下にこの二人の睦し気な後姿を見たメリーは、スティーヴをジムと誤認した。以来、ジムとメリーとの間は冷かになって行った。その内に、沿岸選手権大会の日がめぐって来た。すっかり元気快復したジムは目指す敵手ハーブ・ダロウをこの時に一蹴した。その時、かつてメリーが見た月下の恋人が別人であることも判明し、メリーとジムとの交情も旧に増して復活したのである。

今日は映画何の日?

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