「襲われた町」のストーリー

アメリカの西部開拓時代のテキサスに建設されたプレインスヴューの町で、雑貨商をはじめたジャック・ライト(フレッド・マクマレイ)は生来物静かで平和を愛する好人物であったが、ある日5人組の銀行破りの親分であるアルヴィング・デニスを怪我の功名で射殺してしまう。ところでジャックのために射殺されたアルヴィンの弟ボブ・デニスは生き残った3人の仲間と共にプレインスヴェーに乗りこんでくる。彼らは兄や仲間を殺した奴を皆殺しにするという捨て科白を残して立ち去った。町の人々は恐れをなして挙げ句の果てはジャックを町から追放しようということになる。ジャックの妻マーサ(ドロシー・マローン)まで息子のビリイを連れて町から去りたいと云い出す。やがて無法者達がプレインスヴューに姿を現わし、あやまってマーサの弟ワリイをジャック・ライトと思って殺す。町の有力者たちは銀行家リヴィングストンの音頭で会議を開き、ジャックと家族の追放を決議する。この中でただ1人反対したのはジャックの親友レイシイ(ウォルター・ブレナン)だった。デニス一味が町の真中を走る通りの彼方に現れた時、この通りの中央に立って待ち受けたのは射撃にはまったく自信のないジャック・ライトだ。彼は盲滅法に手にした6連発を射ちつくした。今こそジャックは死ぬ時だと観念したが、あらぬ方に銃声が起こり、頭目ボブ・デニスは落馬して絶命する。医師レイシイの放った銃弾をマトモに身に受けたのだ。残る3人の無法者は町の人々に依って捕らえられプレインスヴューの町には再び明るい平和が訪れる。

今日は映画何の日?

注目記事