「女王陛下のダイナマイト」のストーリー

コート・ダジュールでボート業を営むアントワーヌ(L・バンチュラ)は、今は堅気だが、六年前までは、ちょっとしたやくざの顔ききだった。ある日、昔の仲間が訪れ、四百万フランを借りていった。そしてニースに住むミシャロンなる男に貸しがあるから、彼から取り立てるよう言いおいて立ち去った。アントワーヌは、ニースでレストランを経営する旧友ジェフを訪ね、ミシャロンの噂をきいた。その夜、ミシャロンを訪ねると、そこへ殺し屋が来あわせ、間一髪、アントワーヌは殺し屋を倒した。彼はミシャロンをつれ、ジェフの家へ帰ったが翌朝、殺し屋の親分で、大佐と呼ばれる男が現われ、自分の邸宅へ、アントワーヌを呼びつけた。大佐は、ビートルズまがいの、いでたちをした十数人のチンピラを輩下とし、ソ連政府より、フランス政府に送られてくる金塊を横取りしようとしているイギリス人だった。そして、この計画を、ミシャロンにかぎつけられたらしいというのだ。そして部下の一人を人質に、ミシャロンを渡せというのだった。いやがるミシャロンを説得したアントワーヌだったが、やってきた人質が、ジェフ宅をダイナマイトで爆破させた。イギリス人の、女王陛下に誓うダイナマィト作戦が始まった。あやうく助かったミシャロンをつれて、ジェフとアントワーヌは逃げ始めた。そして、ミシャロンの美しい妻ユグランチーヌ(M・ダルク)の家へ逃げたが、そこも爆破された。やくざの世界から足を洗ったアントワーヌも、ついに怒った。ダイナマイトには、ダイナマイトを、というわけで、壮烈な爆破戦が開始された。やはり、昔とったなんとかでアンワーヌ一味の完勝に終わった。

今日は映画何の日?

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