「奥様は芳紀17才」のストーリー

雨の降るクリスマス・イヴ。ハリウッドの有名脚本家マーク・クリストファ(ディック・パウエル)が、贈り物を抱えて女友達イザベラ(アン・フランシス)のところへ出かけようとしたとき、顔なじみの警官が感化院を脱走した17歳の少女スーザン(デビー・レイノルズ)を連れて来た。マークがかねて脚本を書く参考に頼んでおいたからである。折角のクリスマス・イヴも突然の闖入者のおかげでおじゃんとなり、くさったマークはスーザンが眠ってからイザベラを訪れることにしたが、折悪しくイザベラからの電話にスーザンが出たのでイザベラが気を回して憤慨し、これもだめ。結局スーザンはベッドに、マークは長椅子に寝て一夜を過ごした。未成年のスーザンが泊ったことを知ったマークの親友ヴァージルは、慌てて弁護士を連れて来た。弁護士は、こうなった上は告発を免れるためすぐ結婚するほか道はないという。マークは早速ラス・ヴェガスに車を飛ばして有無をいわせず結婚式をあげ、ナイトクラブを踊りまわったので、さすがのスーザンもへとへとになって眠りこんでしまった。マークは彼女を車でハリウッドのアパートに送り、自分はそのまま山荘へ逃げて行った。目を覚ましたスーザンが苺と酢漬を食べているのを見て、弁護士は、彼女が妊娠したに違いないとマークに電話した。マークはヴァージルが犯人だと決めて、ハリウッドへ帰るなり彼を殴り倒した。だが、「苺と酢漬は子供のときからの大好物」というスーザンの何気ない言葉を聞いて、誤解はすっかりとけ、マークも今更ながら彼女を愛していることに気づいたのだった。

今日は映画何の日?

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