「大時計」のストーリー

ジョナス出版社の探偵小説雑誌の編集部ジョージ・ストロードは、ジョナス社長の囲い者のポーリンから買物の同伴を頼まれ、方々歩きまわった末、彼女のアパートまで送り、妻ジョジェットとの休暇旅行の約束を果たすために、先発した妻のいる湖岸の別荘にかけつけた。しかし、直ぐ社長から電話で急に帰社する。ポーリンが何者かに殺害され、ジョナスは顧問弁護士のヘイゲンと相談し、ストロードの編集部の敏腕記者に犯人の捜査を命じたのだった。ストロードはポーリンが殺害された日の彼女の足どりを調べさせるが、どの報告も、彼女が1人の男と同伴している事実が明らかにされる。ストロードはその男が自分であること、何者かがポーリン殺害犯人の罪を自分になすりつけようとしていることを知った。彼はジョナスが嫉妬深い男で、ポーリンと口論の絶えなかった事実を思いだし、社長が彼女を殺して、自分に罪を被わせようとしている目的を見ぬいた。編集室の彼のもとに相ついで入る情報により、作夜ポーリンと同伴していた名前不明の男が出版社のビルディングに入っていることまでわかる。ストロードは身の危険を感じビルの大時計の中に匿れて機会を狙っていた。彼は大時計の時計の中でジョナスと彼の犯罪を知るヘイゲンが口論のあげく、ジョナスが弁護士を射ったのを目撃すると飛び出した。ジョナスはストロードに追われて昇降機に逃げるがその穴に転落し自らの罪を清算して終わった。

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