「黄金の罠」のストーリー

父が殺されてから、恨み重なる12人の男に片端しから復讐を加え為 、ブラム・ジョンスンはお尋ね者としてフィリップ・レイニー部長以下の乗馬警官から追い回されていた。レイニーは死の床に伏す樵夫から頼りなき小児の世話を頼まれ、その際ブラムが持っていた「黄金の罠」という兎を捕らえる罠をもらった。それは婦人の毛髪で出来ているものである。レイニーは幼児を連れて犯人捜査に出かけセリーという不思議な女と知り合いになり、その小屋に来てブラムに会う。ブラムはセリーと昔からの友達なのである。レイニーは己が使命を遂行しなかった。そしてセリーを奪わんと襲って来たブラック・ドウスン一味と争ったが、掠奪者達はブラムとセリーを犬橇に乗せて連れ去る。ブラムは悪漢と大格闘を演じ身に重傷を被るが悪人を撃破する。彼は死ぬ前にレイニーに彼の今迄の身の上話と、いかにしてセリーを幼い頃救ったかを告白する。レイニーはセリーと幼児を連れて新しい生涯に歩み入った。