「Oh!外人部隊」のストーリー

イギリスの名門ジェスト家に世継ぎが生まれた。が父親のヘクター卿(トレヴァー・ハワード)を残念がらせたのは、子供が女だったことだ。娘はイザベルと名付けられた。が、どうしても男の世継ぎが欲しいヘクター卿は孤児院に行き、喧嘩が強く気品のある金髪の少年をもらってきてボーと名付けた。その時、孤児院長は双子の弟でギョロ目のディグビーもコミで押しつけてしまう。時は過ぎ、子供たちも立派に成長し、ボー(マイケル・ヨーク)、ディグビー(マーティ・フェルドマン)、そしてイザベル(シニード・キューザック)の3人の兄妹愛はますます強くなっていった。ヘクター卿は後妻にグラマー美人のフラビア(アン=マーグレット)をむかえたが、年はあらそえず寝室ではいきりすぎて生死の境を行ったり来たりする身となった。財産目当てのフラビムは、早速家宝の「ブルー・ウォーター・サファイア」を売りとばそうとする。その夜、宝石とボーの姿が消えてしまう。兄の名誉を守ろうとディグビーは自首し、裁判で懲役956年という刑を宣告される。ボーから「僕を探すな。特に外人部隊は」という手紙が来る。ボーは外国人部隊に入隊していたのだ。宝石を狙うフラビアは、刑務所長(テリー=トーマス)を色仕掛けで籠絡し、ディグビーを脱獄させる。ディグビーも外国人部隊に入り、義足の鬼軍曹マルコフ(ピーター・ユスチノフ)にしごかれることになった。訓練は厳しく、砂漠の蜃気楼地帯で、ディグビーはゲーリー・クーパー(39年の「ボー・ジェスト」で主演した)の幻想を見るほど。後を追って来たフラビアは砦の将軍(ヘンリー・ギブソン)や、アラブの酋長(ジェームズ・アール・ジョーンズ)を続々と色仕掛けで籠絡。フラビアに心を奪われたボーは、卿など死んじまえと口走ると、その瞬間にイギリスでヘクター卿が息を引きとった。ボーはフラビアと逃走し、ディグビーは故郷に錦を飾って、愛するイザベルと結ばれる。(ユニヴァーサル映画=CIC配給1時間25分)

今日は映画何の日?

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