「猿人ジョー・ヤング」のストーリー

アフリカのコンゴーで父と暮らしていた少女ジルは、原住民からゴリラの仔を買い取りジョーと名付けて育て始めた。10年経ちハリウッドのショー・マン、マックス・オハラ(ロバート・アームストロング)は出し物の猛獣を探しにアフリカへ渡った。冒険好きのカウボーイ、グレッグ・フォード(ベン・ジョンソン)も同行したが、一行は突如巨大なゴリラに襲われた。怪物がジル(テリー・ムーア)のペット、ジョーであることを知ったマックスは、彼女を説き伏せてゴリラをアメリカへ渡らせることにした。ナイト・クラブでのジョーの興行は大当りで、その怪力ぶりに人々は舌をまいたが、ジョーとジルは却ってこの生活を楽しまず、ひたすらアフリカへ戻りたがった。ある夜酔客が戯れにジョーに酒を飲ませたことから、ゴリラは檻を破ってあばれ出し、クラブを破壊してしまった。警官出動の報に、マクスはジョーを逃そうと、ジルとグレッグをつけてトラックで脱走させた。途中、猛火につつまれた孤児院で、ジルとグレッグは逃げることも忘れて子供を助けたがこの時最も華々しい動きをしたジョーを、追ってきた警官も射つことはできなかった。ジルと結ばれたグレッグともども、ジョーはやがて懐かしのアフリカへ帰ることになった。

今日は映画何の日?

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