「シンデレラ(1976)」のストーリー

物語はヨーロッパ・アルプスの大自然に囲まれた小国ユーフラニアに始まる。雪のなか城につづく道で二つの黒い列がすれちがった。隣国カロルスフェルド国から帰るエドワード王子(リチャード・チェンバレン)一行と、柩をのせた馬車と四人の女であった。城に帰った王子は、隣国の王女との婚約はしない、と両親に伝える。春が訪れた。あの葬式の列の四人の中の一人、シンデレラ(ジェマ・クレーブン)は、今、死んだ父の墓に来ていた。父が死んで以来、継母に下女として働かされ、意地悪な姉たちにいじめられている毎日の彼女。泣きたい時にはいつもここへ来ていた。一方、城では王や大臣が、王子の結婚相手を見つけるため、ヨーロッパ中の未婚の王女を招いて、大舞踏会を開く準備を進めている。忙がしい毎日で、疲れきって居眠りのシンデレラは、突然吹いてきた風に眼覚めた。立っていたのは見知らぬ婦人。可愛い小犬を、「用がある時は、この犬にいいつけなさい」と置いていくと消えてしまったその婦人は、優しい魔法使いだった。そしてある日、舞踏会への招待状が、シンデレラの継母と姉達にも届き、シンデレラは三人の夜会服を縫わされる。当夜、一人留守番の彼女。風が吹いて、魔法使いが現われ、魔法で彼女を美しい王女に変え、会にいけるようにした。ただし12時までに帰るようにと。舞踏会に行った彼女に王子は一目ぼれ、でも12時の鐘がなる。ガラスの靴を残して走り去る彼女。初めて恋したシンデレラをさがす王子。3ヶ月の月日が流れた。やっとめぐり逢えた二人だったが、王は反対し隣国の王女との結婚をおしつける。しかし、魔法使いの協力の元にむすばれる二人であった。

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