「餌食(1920)」のストーリー

ヘレン・リアードンの父ロバートは賭博を業としていた。地方検事のジェームズ・カルヴィンは彼女と許婚の仲ではあったが、職責の上からロバートを告発しようとした。ロバートはこれを恥じて自殺する。これを知ったヘレンはジェームズを誤解し彼との婚約を破棄し、今まで嫌い抜いていたヘンリー・ロウと結婚してしまった。しかし結局彼女の放蕩な夫の行為は彼女を絶望に陥れた。然し結局ヘンリーは卒中で頓死し、今までヘレンに変らぬ愛を捧げていたジェームズは彼女の後半生の伴侶となった。