「皇帝密使」のストーリー

休暇でパリに来ていたキング・コング(サミュエル・ホイ)は、ある日突然、魅力的な女殺し屋(レリサ・モメイヤー)に襲われた。彼女に誘い出されてエッフェル塔に来た彼は突然、ビッグG(リチャード・キール)とサンダー(サンダー・スギヤマ)の二人組に襲われ、塔のエレベーターで取っ組み合いが始まった。どうにかその場を脱出したキング・コングは、セーヌ川に落ち、水の中でサメのような潜水艦に捕まった。そこには英国秘密諜報部の特別諜報部員のミスター・ボンド(ジャン・マーサント)がいた。彼は、キング・コングに、頼みたい任務があるので、それに適合するかテストしたのだと告げた。その任務とは、女王陛下からの特別なもので、王冠から盗まれて今は香港にある2つの宝石を取り戻してほしいというものだった。ボンドが付けた諜報員701号(ナオミ・オーツボ)を助手に、キング・コングは香港に戻るが、そこで本物の諜報部員トム・コリンス(ピーター・グレイヴス)から、ボンドこそギャング団の主領であることを聞かされる。コングは、友人のコドジャック刑事(シルヴィア・チェン)と協力して、宝石奪回を計画、コドジャックはボンドの取り引き相手に変装して潜入。大格闘の末、宝石を奪い返し大成功に終わるのだった。