「ブロークン・アロー」のストーリー

訓練中の米空軍のステルス戦闘機がユタ州の国立公園の敷地内に墜落し、2基の核弾頭が何者かに盗まれた。主犯はベテラン・パイロットのディーキンス少佐(ジョン・トラヴォルタ)。彼は若い相棒のヘイル大尉(クリスチャン・スレイター)を機外に放り出し、手筈通り核弾頭を仲間のプリチェット(ボブ・ガントン)、兵士のケリー(ハウィー・ロング)らに向けて投下した。暗号名“ブロークン・アロー(核紛失)”が発動され、ベアード国防長官(カートウッド・スミス)以下、ペンタゴンは緊張する。一方、地上に落下したヘイルは、公園の女性監視員テリー(サマンサ・マシス)の協力を得て、ディーキンス一味を追う。ヘイルが運搬用のヘリコプターを撃ち落としたため、ディーキンスたちは核弾頭をトラックに積んで、コロラド川に向かった。ヘイルとテリーはトラックを奪い、近くの廃坑に逃れるが、核弾頭の起爆タイマーが作動したため、600mの地下坑道で爆発させようとする。だがそこへ追ってきた一味が現れ、激しい銃撃戦が展開。ディーキンスは1基の核弾頭を奪い、廃坑から去った。ヘイルとテリーは地下水脈から逃れ、間一髪脱出に成功。地下での核爆発の影響で政府の電子機器は使い物にならなくなり、犯人グループは悠然と逃亡。彼らは、2億5千万ドルを寄越さなければソルトレイク・シティを爆破する、と政府を脅迫した。ユタ基地でステルスを追っていたウィルキンス大佐(デルロイ・リンド)、ベアードの部下のプレンティス(フランク・ウェイリー)の助けを得て、ヘイルは貨物列車で移動する一味を急襲。敵に捕まったテリーを救い、一騎打ちの末、ディーキンスを倒した。列車は爆発・炎上したが、核弾頭は無事に回収された。

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