「ポイズン(1991)」のストーリー

〈ホモ〉1944年、フォンテナル刑務所でジョン・ブルーム(スコット・レンデラー)は、昔バトン感化院にいたジャック・ボルトン(ジェイムズ・ライオンズ)に再会する。愛し合うようになった2人だが、ジャックは顔役のラスと脱獄し、看守に射殺されるのだった。 〈ヒーロー〉1985年6月3日。フェリシア・ビーコン(エディス・ミークス)は7才の息子リッチーが夫のフレッドを射殺した後、窓から空高く飛んで行ったと証言した。リッチーは母の情事を目撃し、フェリシアが夫に過ちを責められ殺されそうになった時、父を撃ったのだ。彼は窓際に立ち悲鳴をあげると空の彼方へ消えていった。 〈ホラー〉ナンシー・オルスン(スーザン・ノーマン)の家に警官隊が突入すると同時に、この世の者とは見えないひとりの男が窓から身を投げた。彼はナンシーの恋人のトム・グレイヴス博士(ラリー・マックスウェル)だった。ホルモンの血清を誤って飲んでしまい、伝染病をまき散らす殺人鬼として世間から排斥された彼は、自分の心情を訴えながら身を投げるのだった。