「サイボーグ・コップ」のストーリー

元麻薬捜査局のメンバー、ジャック・ライアン(デイヴィッド・ブラッドリー)の自宅に、兄フィリップ(トッド・ジェンセン)からの手紙と、カモフラージュされたコカインの包みが送られてくる。フィリップも麻薬捜査官で、カルブ海のキース島へ調査に行ったきり消息を絶っていたのだ。兄を追い、ジャックは単身島へと向かう。一方、島ではサイボーグ製造に成功した科学者のケッセル(ジョン=リス・デイヴィス)が、フィリップを殺人サイボーグに改造、大統領暗殺の兵器として要人に高く売り付けようと企んでいた。キース島に到着したジャックは、ブゥードウ教の取材にやってきていた美人レポーターのケイト(アロナ・ショウ)と出会い、結ばれる。フィリップを探して死体置き場に赴いた二人はケッセルの手下に襲われ、ケイトが連れ去られてしまう。ケッセルの屋敷に忍びこんだジャックの前に殺人機械と化したフィリップが出現する。だがフィリップは完全に洗脳されていたわけではなく、ジャックの説得で人間としての自我を取り戻す。そしてフィリップは、ケッセルとサイボーグ1号機クインシーと闘い、敵を倒すが自らも命を失う。屋敷から出たジャックとケイトは、まだ機能停止していなかったクインシーに襲われるが、これを倒すのだった。