「サイボーグ・キラー」のストーリー

未知の時代、未知の場所。この世界ではサイボーグが人間に反旗を翻し支配体制を敷いていた。表皮は生体細胞、体内は最先端テクノロジーで作られている彼らは、人間の血液を採取することで生命を維持していた。10年前ジョブ(ランス・ヘンリクセン)率いるサイボーグ集団の襲撃により両親や友人を殺され、弟と生き別れになっていたネア(キャシー・ロング)は、今や逞しく成長し復讐の時を待っていた。彼女は自分の住む村が再びサイボーグたちに襲われた折、サイボーグ・キラーのガブリエル(クリス・クリストファーソン)に命を救われる。彼はサイボーグの創造者が自責の念から開発した、対サイボーグ用サイボーグであった。ネアは彼から猛特訓を受け、サイボーグ集団に闘いを挑む。激しい戦闘のさなか、ガブリエルはジョブの部下が放ったバイオ・ミサイルによって爆裂、ネアも人質として捕えられてしまう。脱出をはかった彼女はサイボーグ集団が次に襲撃しようとしている人口密集地タオスへ行く。そこで彼女は復活したガブリエルと共にジョブを倒す。そしてようやくネアは弟を見つけるが、彼はサイボーグの創造者マスター・ビルダーにさらわれてしまう。ネアとガブリエルの二人はマスター・ビルダーを追って、サイボーグ・シティへと旅立っていった。