海の密室

うみのみっしつ
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

「沈黙(1931)」「夫を殺すまで」と同じくルイ・ガスニエとマックス・マーシンが共同監督した映画で、ピーター・ルーリックの原作を、「響け応援歌」のクロード・ビニヨンが改作し「暗黒街の顔役(1932)」「七月の肌着」のシートン・I・ミラーと監督マーシンが共同して脚色に当たった。出演者は「お蝶夫人」「七月の肌着」のケーリー・グラント、「婦人に御給仕」のベニタ・ヒューム、「暴風の処女」「恐怖の甲板」のジャック・ラリュウ、「紐育の仇討」のロスコー・カーンス、「仮面の米国」「生の創め」のグレンダ・ファレル等が主なるもので、撮影は「戦場よさらば」「坊やはお寝み」のチャールズ・ラングの担任である。

「海の密室」のストーリー

ニューヨークのギャングの親分エイス・コービンはギャングから足を洗うべく、土地を買ってロサンゼルスに向かったが、その車中で当時カリフォルニアの海岸で賭博船を営んでいるジョー・バークの情婦エレナーと知り合い、ロサンゼルスに着く頃には、お互いの身分を明かす暇もなく愛し合ってしまった。列車が到着するとエレナーは伯父が病気だと称しコービンと別れてバークを訪れた。今は完全にコービンに心を奪われてしまったエレナーはバークと訣れるつもりで訪れたのであったが、当のバークは東部からきたビート・マニングという商売仇にひどく痛められ腐っていた。それを見ると訣れ話を持ち出す勇気もなく彼女はそのまま居座ってしまった。コービンがこの土地に来た事を知ったバークの片腕ブルーイは早速バークをコービンに紹介して2人の提携を計ったのであるが、既にこの道を見限ってしまったコービンはあっさりはねつけてしまった。これに相前後して、ビートが大敵現ると許りにコービンに喧嘩をふっかけ、その上彼にこの土地退去命令を押しつけたので、さすがにコービンも堪りかね、1度は諦めた渡世だったが、男の意地から、バークと手を握り、売られた喧嘩を買って出た。コービンはバークの賭博船の経営を一手に引き受け、ビートが海上使用権を得ていないのにつけ込んで豪勢な海水広告を施して人気をあおり、船開きの夜などビートの客をもさらってしまった観があった。その夜偶然にもコービンとエレナーは顔を合わせ、そこでお互いの身分が明らかになったわけだったが、この再会を喜んだ。その喜びも束の間で、コービンにしてやられたビートは悔しさの余りボートで本船に乗り付け火を放った。コービンは最後まで止まって消火に務め迷う客人を完全に送り返したが、エレナーだけが残っていた。ここで思い逢う2人は船で夜を明かしてしまった。翌日裁判長に呼ばれた2人はそこでバークを見、調査の進むに随って、エレナーの情婦だと判った。解放されて本船に帰った3人の心は暗く、エレナーがコービンに弁解しようとした時、侵入してきたビートとその一味のためにバークは狙撃されて倒れた。コービンとエレナーも共に狙われたが、嵐は募り、そのために錨が切れて、船は波にもまれ、ビート等も波に呑まれてしまった。船の危険を知ったコービンはエレナーを抱えて海に飛び込み、やっと岸に泳ぎ着いた時、呪われた賭博船は岩に突き当たって粉砕してしまった。

「海の密室」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「海の密室」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1933
製作会社 パラマウント映画
配給 パラマウント支社
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 3/5

サラ・ジェシカ・パーカー(1965)

ローマ発、しあわせ行き

『SEX AND THE CITY』のサラ・ジェシカ・パーカーと「これが私の人生設計」のラウル・ボヴァが共演するロマンティック・コメディ。新宿シネマカリテの特集企画『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016』にて上映。

ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(ワケ)

ワーキングマザーの苦悩をコミカルに描いたアリソン・ピアソン原作の小説『ケイト・レディは負け犬じゃない』を、「プラダを着た悪魔」のアライン・ブロッシュ・マッケンナの脚本、「Emma エマ」のダグラス・マクグラスの監督で映画化。出演は、ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のサラ・ジェシカ・パーカー。
松山ケンイチ(1985)

BLUE/ブルー

ブレイブ 群青戦記

笠原真樹によるコミック『群青戦記グンジョーセンキ』を「亜人」の本広克行監督が実写化。スポーツ名門校の弓道部に所属する西野蒼は、自分に自信が持てず落ち込む毎日。そんなある日、校庭に一本の雷が落ち、学校の外の風景は見渡す限りの野原となってしまう。出演は「十二人の死にたい子どもたち」の新田真剣佑、「海辺の映画館 キネマの玉手箱」の山崎紘菜。

NEW今日命日の映画人 3/5

ジョン・ベルーシ(1982)

Oh!ベルーシ 絶体絶命

シカゴの辣腕記者と、ロッキー山脈に住むマスコミ嫌いの鳥類学者の恋を描くロマンチック・コメディ。製作はボブ・ラーソン、製作総指揮はスティーブン・スピルバーグと、「ブルース・ブラザース」のバーリン・ブリルスタインが担当。「歌え! ロレッタ 愛のために」のマイケル・アブテッドが監督。脚本はローレンス・カスダン、撮影はジョン・ベイリー、音楽はマイケル・スモールが各々担当している。出演はジョン・ベルーシ、ブレア・ブラウン、アレン・ゴーウィッツ、ライアム・ラッセルなど。

ネイバーズ(1982)

静かな生活が,隣人夫婦のために破壊されるという喜劇。製作はリチャード・D・ザナック、デイヴィッド・ブラウン、製作指揮はアーヴィング・ポール・レーザー、バーニー・ブリルスタイン、監督は「ふたりでスローダンスを」のジョン・G・アヴィルドセン。トーマス・バーガーの『危険な隣人』(早川書房刊)をラリー・ゲルバートが脚色。撮影はジェラルド・ハーシュフェルド、音楽はビル・コンティが各々担当。出演はジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイド、キャスリン・ウォーカー、キャシー・モリアーティ、ローレン=マリー・テイラーなど。

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