バケモン

ばけもん
上映日
2021年7月2日

製作国
日本

上映時間
120分

ここが見どころ

17年に渡って落語家・笑福亭鶴瓶に密着、その素顔に迫ったドキュメンタリー。コロナ禍でテレビ番組の収録が中止になった2020年、鶴瓶は1時間を超える上方落語の最高傑作『らくだ』をひっさげ、全国ツアーを開始。そこから覗く芸人・鶴瓶の生き様とは。ナレーションを担当したのは、「七つの会議」の香川照之。鶴瓶と交流の深いテレビ番組の構成演出家・山根真吾が演出・構成・撮影・編集を担当。

「バケモン」のストーリー

始まりは2020年。一時期、テレビ番組の収録が中止になった頃、鶴瓶のマネージメントを手掛けてきた千佐隆智が、“コロナ禍の最中、今は役に立てていないエンターテイメントで、鶴瓶という芸人で、なんかできへんか”という思いつきを、テレビ番組の構成演出家・山根真吾に話したことがきっかけだった。山根は2004年から17年間、自主制作で落語家・鶴瓶を撮影してきた。ただし、その目的を千佐や鶴瓶に明かしたことはなく、鶴瓶も“俺が死ぬまで世に出したらあかん”と念押ししていた。こうして、千佐と山根と鶴瓶というよく分からない三角関係の中から誕生したのがこの映画。制作中、鶴瓶から“信用してるけど、本気にならんとあかんで”と言われ、ムッとした山根は“これまで作ってきた番組の100倍面白い”と言い返したとも伝わる。映画は2020年、鶴瓶が4ヶ月ぶりの小さな舞台に立つ場面から始まる。この年、鶴瓶は1時間を超える上方落語の最高傑作『らくだ』をひっさげ、全国ツアーをスタート。奇しくも『らくだ』は2004年に山根が鶴瓶と千佐に撮影を申し込むきっかけとなった古典落語で、鶴瓶は2007年にも『らくだ』で全国ツアーを行なっていた。山根によれば、13年ぶりの『らくだ』は、別モノに化けていた。なぜ『らくだ』は変わったのか。そこには、鶴瓶という芸人の生き様と鶴瓶の師匠・松鶴と、『らくだ』を完成させた桂文吾と、様々なモノが入り乱れ、一度見ても正直、よくはわからない。鶴瓶の現場マネージャー、宇木正大は試写会の後、“なんか、ひとつも覚えてないですわ”と言いながら電車に乗った。映画のタイトルを書いた書家・大木明子は“なんか、いっぱい笑って、そして泣けました”と山根にメールを送った。果たして、千佐の“なんかできへんか”という思いつきは何かの役に立ったのか。山根の“100倍面白い”はハッタリではないのか……。

「バケモン」の映像

「バケモン」の写真

「バケモン」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「バケモン」のスペック

基本情報
製作国 日本
製作年 2021
公開年月日 2021年7月2日
上映時間 120分
製作会社 デンナーシステムズ(制作:クリエイティブネクサス)
配給 デンナーシステムズ(配給協力:アスミック・エース)
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト http://bakemon-movie.com/
コピーライト (C)DENNER systems

「バケモン」のみんなのレビュー

「バケモン」のレビューを書く



映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日命日の映画人 1/25

円谷英二(1970)

ゴジラ 60周年記念 デジタルリマスター版

日本怪獣特撮映画の金字塔“ゴジラ”。その第1作目の公開から60年をむかえ、初回上映状態を再現することを目標に7ヵ月かけて制作されたデジタルリマスター版。4Kスキャンされたデータを元に、ソフトウェアおよび手作業による1コマ1コマのごみ取り処理がなされた。また音声も違和感が生じないよう細心の注意が払われたノイズ除去が行われている。監督は本多猪四郎。特技監督は円谷英二。出演は宝田明、河内桃子、平田昭彦、志村喬ほか。

ネオ・ウルトラQ 特別上映 part.II

1966年に放送された伝説のテレビドラマ『ウルトラQ』。その後の「ウルトラマンシリーズ」の礎となった作品。2013年、円谷プロダクション×WOWOWの共同製作による“セカンドシーズン”として全12話のまったく新しいドラマシリーズ『ネオ・ウルトラQ』が最新鋭4Kカメラを導入し、石井岳龍、中井庸友、入江悠、田口清隆ら4人の気鋭のクリエイターたちにより制作された。WOWOWでの放映に続き、2013年より順次、劇場公開される。 TV放映された全12話の内3話に加え、モノクロ作品であったオリジナルの『ウルトラQ』をハリウッドのデジタル技術でHDリマスター&カラー化した『総天然色ウルトラQ』から、選んだ一話を加えた計4話構成で上映。