ここが見どころ
劇作家・演出家・俳優として活躍する土田英生が、自身の小説『プログラム』を映画化した初監督作品。穏やかな朝を迎えたある地方都市で、人々が次々と倒れ、眠りに落ちていく現象が発生。原因不明の中、人々はそれぞれ最後の短い時間を過ごしていく……。出演は「夏の終り」の金替康博、「アストラル・アブノーマル鈴木さん」の鳥谷宏之、「関ヶ原」の中越典子。
今すぐ見る
みんなのレビュー
「それぞれ、たまゆら」のレビューを書く
「それぞれ、たまゆら」のストーリー
ある地方都市。空にはツバメが飛ぶ穏やかな朝。人々が次々と倒れ、眠りに落ちていく。人によって症状は異なるらしく、一部の人間は眠らずに済んでいる。だが、残された人々も戸惑うばかり。原因は不明だが、テレビなどのメディアも放送をやめ、ネットも更新されないところを見ると、世界的に起きている現象なのかも知れない。その町にある避難所。残った市役所防災課の職員が2人。さらに、体育館には数名の避難者。彼らはなすすべもなく、ただ座っているだけだった。そして、他愛もない話をしながら、他の人と同様に順番に眠りに落ちていく。市役所職員の高島と同級生の娘との年の差恋愛。同じく市役所職員の佐久間と昔から想い合っている女友だちの三田村。DVから抜け出そうとしている女性三人組の美土里、満智、琴美。すれ違い夫婦の田中智則と佐知。近くのOLの長尾と紗倉。タウンエフエムのアナウンサーとミキサー。人嫌いの中本。避難所の場所取りで揉める家族と会社員……。それぞれの最後の短い時間(たまゆら)が緩やかなつながりで描かれる短編集。そして、皆が眠った世界を、ツバメが飛んでいく。
「それぞれ、たまゆら」の映像
「それぞれ、たまゆら」の写真
「それぞれ、たまゆら」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | SF ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2019 |
公開年月日 | 2020年10月24日 |
上映時間 | 60分 |
製作会社 | キューカンバー=with MYU |
配給 | with MYU |
アスペクト比 | ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | https://www.tamayura-film.com/ |
コピーライト | (C)2019「それぞれ、たまゆら」製作委員会 |
「それぞれ、たまゆら」のみんなのレビュー
「それぞれ、たまゆら」のレビューを書く映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 3/6
- 岩田剛典(1989)
-
名も無き世界のエンドロール
小説すばる新人賞を受賞した行成薫による同名小説を「累 かさね」の佐藤祐市監督が映画化。強い絆で結ばれた幼馴染みのキダとマコト。2人は10年もの歳月をかけて、表と裏それぞれの社会でのし上がり、ある女性に近づきプロポーズをしようとするのだが……。出演は「AI崩壊」の岩田剛典、「十二人の死にたい子どもたち」の新田真剣佑。 -
新解釈・三國志
「今日から俺は!!劇場版」の福田雄一監督・脚本の下、『三国志』を新解釈で描く歴史エンターテインメント。今からおよそ1800年前。中華統一を巡り、魏・蜀・呉の三国に分かれて群雄割拠していた時代。民の平穏を願う男、劉備が立ち上がるが……。出演は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の大泉洋、「ヲタクに恋は難しい」のムロツヨシ、「罪の声」の小栗旬。
NEW今日命日の映画人 3/6
-
該当する人物がいません