旅愁(2019)

りょしゅう TRAVEL NOSTALGIA
上映日
2020年10月24日

製作国
日本 中国

上映時間
90分

ジャンル
ラブロマンス ドラマ

ここが見どころ

日本を舞台に中国人の男女三人のドラマを描き、第20回TAMA NEW WAVEグランプリ、男優賞を受賞したラブストーリー。東京で民泊を営む李風は画家の王洋と出会い、同居を始める。ある日、王洋のかつての恋人が来日し、平穏な生活に変化が訪れる。中国人監督、呉沁遥による初長編作品。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    小野寺系

    立教大学にて万田邦敏監督の薫陶を受けたというのがうなずける作風の、20代の中国人監督作品。男女3人の複雑な関係を描くシナリオは、ヌーヴェル・ヴァーグ的かつイ・チャンドン監督「バーニング」を想起させる文学性を持っているし、現在の東京の風俗と中国人旅行者の実態が織り込まれる趣向も面白い。おそらくはスタッフの弱さや資金面から、多くのシーンで映像の質に不満が残るのは否めないが、監督の現代的な感覚があちこちで光っていて、次作以降も観たいと思わせてくれる。

  • 映画評論家

    きさらぎ尚

    空気感。正直に白状すると、この言葉は自分の語彙のなさを誤魔化しているような後ろめたさを感じるのでなるべく使わないようにしていた。が、この作品では、真剣になってしまう男と真剣になれない女、二人の間でどっちつかずの男の、異国で暮らす三人の漂うような空気感がリアリティを生み出している。なんといっても三人の描写の素晴らしさが決め手。彼らの間に揺れ動く感情、その痛みともどかしさの静かな捉え方は、観る者をすっと引き込む。呉沁遥監督、順調なデビューです。

  • 映画監督、脚本家

    城定秀夫

    東京で民泊経営兼コーディネーターを営む中国人の主人公の佇まいには名状しがたい魅力があり、ルーズな画とぬるい雰囲気はホン・サンスなんかに近いのかな、などとのんびり観ていたのだが、突如思いもよらぬ方向に急ハンドルを切る展開に乗り物酔いのような状態にさせられたうえ、ボーイズラブというジャンルに目配せしながら行きつく、三角関係を文字通りの形のまま落とし込んだ夜の海辺のラブシーンにも困惑させられる、ハマると癖になりそうな何とも不思議な味わいの映画だった。

「旅愁(2019)」のストーリー

東京で民泊を営む李風(朱賀)は、近所で個展を開いていた画家の王洋(王一博)と出会い、民泊に絵を飾ることと接客の手伝いを提案する。二人の同居生活が始まり、季節が過ぎたある日、王洋のかつての恋人(呉味子)が来日する。すると、平穏だった二人の生活に変化が訪れ……。

「旅愁(2019)」の映像

「旅愁(2019)」の写真

「旅愁(2019)」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「旅愁(2019)」のスペック

基本情報
ジャンル ラブロマンス ドラマ
製作国 日本 中国
製作年 2019
公開年月日 2020年10月24日
上映時間 90分
配給 イハフィルムズ
アスペクト比 16:9
公式サイト https://twitter.com/ryoshu_movie
コピーライト (C) 旅愁WUQINYAO2019

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 4/13

ロン・パールマン(1950)

モンスターハンター

日本発の大ヒットゲームを「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督×ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で実写化。砂漠で偵察中のアルテミス率いる特殊部隊は、超巨大な砂嵐に遭遇。目を覚ますとそこは、我々の世界とは全く異なる別の世界だった。共演は「ワイルド・スピード SKY MISSION」のトニー・ジャー、「アントマン」シリーズのティップ・“T.I.”・ハリス、「50回目のファーストキス」の山崎紘菜。

グレート・ウォー

「ヘルボーイ」シリーズのロン・パールマンらが出演、第一次大戦末期を舞台にした戦争アクション。ウィリアム・リバース中尉らは敵陣にて行方不明となったアフリカ系アメリカ人兵士たちの小隊を救助すべく、人種の壁を越え、最後の最後まで戦い抜こうとする。監督は、「米軍極秘部隊ウォー・ピッグス」などに出演、「バルジ・ソルジャーズ」ではメガホンを取ったスティーヴン・ルーク。特集『未体験ゾーンの映画たち2020』にて上映。
リッキー・シュローダー(1970)

クリムゾン・タイド

米軍原子力潜水艦を舞台に、全面核戦争の危機を巡って対立する男たちのドラマを描いた、骨太のポリティカル・サスペンス。監督は「トゥルー・ロマンス」のトニー・スコット。「カラーズ 天使の消えた街」のマイケル・シーファーとリチャード・P・ヘンリックの原案を、シーファーが脚色。製作は「フラッシュダンス」「ビバリーヒルズ・コップ」などのヒットメーカー・コンビ、ドン・シンプソンとジェリー・ブラックハイマー。撮影は「クロウ 飛翔伝説」「蜘蛛女」のダリウス・ウォルスキー、音楽は「ライオン・キング」「勇気あるもの」のハンス・ジマー、美術はマイケル・ホワイト、SFXはドリーム・クエスト・イメージズが担当。主演は「フィラデルフィア」のデンゼル・ワシントンと「ワイアット・アープ」のジーン・ハックマン。「氷の微笑」のジョージ・ズンザ、「カリートの道」のヴィゴ・モーテンセン、「ア・フュー・グッドメン」のマット・クレイヴン、「ターミナル・ベロシティ」のジェームズ・ギャンドルフィーニらが脇を固める。また、「トゥルー・ロマンス」のクエンティン・タランティーノが脚本に参加し、ジェイソン・ロバーズがラストシーンに特別出演している(共にノー・クレジット)。

チャンプ(1979)

元ボクシング・チャンピオンの父親とその父が再び栄光の座に戻る日を信じている息子と、別れた妻の3人が織りなす愛を描く。製作はダイソン・ロべル、監督は「ブラザー・サン、シスター・ムーン」のフランコ・ゼフィレッリ。フランセス・マリオンの原作を基にウォルター・ニューマンが脚色。撮影はフレッド・コーネカンプ、音楽はデイブ・グルーシン、編集はマイケル・J・シェリダン、製作デザインはハーマン・A・ブルメンタル、衣裳はセオニ・V・アルドレッジが各々担当。出演はジョン・ボイト、フェイ・ダナウェイ、リッキー・シュローダー、ジャック・ウォーデン、アーサー・ヒル、ストローザー・マーティン、ジョーン・ブロンデルなど。

NEW今日命日の映画人 4/13

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