インディペンデントリビング

いんでぃぺんでんとりびんぐ
上映日
2020年3月14日

製作国
日本

上映時間
98分

ジャンル
社会派

ここが見どころ

障害者の自立生活運動を追ったドキュメンタリー。障害当事者が運営をし、重度の障害があっても自立して生活ができるよう支援する自立生活センターを舞台に、障害者が庇護から抜け出し自らの人生の主体者となることを求めてきた自立生活運動の現在を映し出す。自らも介助者として働く田中悠輝が、自立支援の現場で働きながら、3年にわたり撮影。「小さき声のカノン −選択する人々」など数々のドキュメンタリー作品を監督してきた鎌仲ひとみがプロデューサーを務める。2020年1月11日より大阪・第七藝術劇場にて先行上映。

「インディペンデントリビング」のストーリー

大阪にある、3つの自立生活センターでは、障害当事者が運営をし、日常的に手助けを必要とする人が一人で暮らせるよう支援をしている。施設や親元からの自立を目指す障害者には、それぞれ自立にいたる困難や喜びがある。渕上賢治は頸髄損傷により17歳で障害者となり、それから15年間母親の介護のもと自宅での寝たきり生活を余儀なくされた。ある日、母親が介護の疲れからか倒れ、そのまま逝去。施設にも入れずにいた時に自立生活夢宙センターと出会い、障害者も自立生活ができることを知る。その時に渕上さんを自立させるべく訪ねてきたのが、代表の平下耕三だった。平下は先天性の骨形成不全症を抱え、親からの抑圧や施設での過酷な経験、職場での差別を経て、自立生活センターを立ち上げたばかりだった。車椅子に乗ることもままならない状況だった渕上さんは、2年ほどかけてようやく地域での自立を果たす。自立生活をもっと広げたいとの思いから、渕上も自ら自立生活センター・ムーブメントを立ち上げる。脳性麻痺と知的障害を持つ18歳の山下大希は、山の中の施設で育ち、普通教育を受けて育った若者が持っているはずの経験を奪われてきた。他者との接し方に課題を抱えながらも、周囲の先輩当事者やヘルパーとともに自分らしい生活づくりに向けて歩みだす。脳卒中で倒れ、高次脳機能障害と診断された木下浩司郎は、右半身の麻痺と言語障害があり、ヘルパーへの指示や意思の疎通に困難があるが、それでも自立生活夢宙センターでILP(自立生活プログラム)を始める。俳優になりたいとの彼の言葉により、夢宙センターで自主制作映画の企画が立ち上がり、木下の出演が決まる。同じく夢宙センターでILPを受けている知的・精神障害当事者の阿部明日香は、先輩当事者の内村恵美と一緒に親元からの自立を目指しているが、ある日、母親と衝突してしまう。泉大津にある自立生活センター・リアライズでは自身の体調と相談しながら自立を目指す重症心身障害者の池本博保を10年来支援。ヘルパーたちは、家族とも関係性を築き、池本を粘り強く支えている。他、NHK『バリバラ』でコメンテーターを務め、障害者リーダーとしてアメリカへ旅立つ大橋ノア、積極的に地域に出て子どもたちの交通安全のために旗振り運動をする当事者たち、自立生活をサポートする介助者たちの姿をカメラは映していく。先天的なものだけでなく、病気や事故などにより様々な障害を抱えながら、家族の元や施設ではなく、自立生活を希望する人たち。自由と引き換えに、リスクや責任を負うことになる自立生活は、彼らにとってまさに命がけのチャレンジである。家族との衝突、介助者とのコミュニケーションなど課題も多く、時に失敗することもある。しかし、自ら決断し行動することで、彼らは確実に変化をしていく

「インディペンデントリビング」の映像

「インディペンデントリビング」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「インディペンデントリビング」のスペック

基本情報
ジャンル 社会派
製作国 日本
製作年 2019
公開年月日 2020年3月14日
上映時間 98分
製作会社 ぶんぶんフィルムズ(製作協力:全国自立生活センター協議会=自立生活夢宙センター)
配給 ぶんぶんフィルムズ
カラー/サイズ カラー
公式サイト https://bunbunfilms.com/filmil/
コピーライト (C)ぶんぶんフィルムズ

「インディペンデントリビング」のみんなのレビュー

「インディペンデントリビング」のレビューを書く

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 3/2

ダニエル・クレイグ(1968)

ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のライアン・ジョンソンのもと豪華キャストが集結したミステリー。富豪作家のハーランが誕生会の翌日、遺体となって発見された。屋敷にいた全員に容疑がかかる中、匿名の人物から依頼を受けた名探偵ブノワは真相を探る。謎に迫る探偵ブノワ・ブランを「007」シリーズのダニエル・クレイグが、一族の問題児ランサム・ドライズデールを「キャプテン・アメリカ」シリーズのクリス・エヴァンスが演じるなど、オールスターキャストで事件の謎を描いていく。第77回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門作品賞・主演男優賞(ダニエル・クレイグ)・主演女優賞(アナ・デ・アルマス)ノミネート。

マイ・サンシャイン

ロサンゼルス暴動に巻き込まれた家族を描くドラマ。1992年、LAサウスセントラル。家族と暮らせない子どもたちを育てているミリーと、彼女たちを見守る隣人オビー。ある日、黒人が犠牲になった事件に対し不当な判決が出たことから、LAで暴動が始まる。監督は、「裸足の季節」のデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン。出演は、「チョコレート」のハル・ベリー、「007」シリーズのダニエル・クレイグ。