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ドルフィン・マン ジャック・マイヨール、蒼く深い海へ

どるふぃんまんじゃっくまいよーるあおくふかいうみへ DOLPHIN MAN
上映日
2019年11月29日

製作国
ギリシャ フランス 日本 カナダ

上映時間
78分

ジャンル
伝記

ここが見どころ

リュック・ベッソン監督の映画「グラン・ブルー」のモデルとして知られる素潜りダイバー、ジャック・マイヨールに焦点を当てたドキュメンタリー。1976年に人類史上初めて素潜りで水深100メートルに達した彼の波瀾万丈の生涯や、彼が伝えたかったことを探る。「グラン・ブルー」で主人公を演じたジャン=マルク・バールがナレーションを担当。WOWOWはじめギリシャ、フランス、カナダなどのプロダクションや放送局により共同制作された。第30回東京国際映画祭にて特別上映。写真:Mayol family archive/Daniele Padovan/Daan Verhoeven/Junji Takasago/Mehgan Heaney-Grier/Bruno Rizzato

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    ヴィヴィアン佐藤

    「グラン・ブルー」で一世風靡したジャック・マイヨール。バブル期の代理店が飛び付くような解りやすい捉え方ではなく、度を越した奇人ぶりに焦点が当てられる。結果、極度の人たらしは人間を通過しイルカまで魅了したという結論に至るだろう。登場する写真家高砂淳二氏は「哺乳類のみが遊びをする」と。ホイジンガも人間をホモ・ルーデンスと定義した。「映画を作る(見る)」という行為もまた非生産的な遊びの極致だ。イルカとの対話とは永遠に解明され尽くせない遊びの神話だ。

  • 映画評論家

    藤木TDC

    三十余年前「グレート・ブルー」をデートに使った世代にとってJ・マイヨールは身近な存在で、本作を懐かしく感じても新味や驚きはない。時を経て増えたであろう彼を知らない人々に、この映像評伝は正攻法でタイトにまとめられた良作に映るだろう。でも私のような知りすぎたゴシップ好きには物足りず、本作の優しさはDVD特典映像が相応かとも思える。性悪な所見だが、マイヨールの私生活とスキャンダルをもっと追究してほしかった。悪趣味でもこれは商業作品なのだから。

  • 映画評論家

    真魚八重子

    マイヨールが潜水し海の哺乳類たちと同化したい皮膚感覚が、映像や残された言葉から伝わってくる。海に潜る孤独、水圧による急激な身体の変化という苦しみに耐えても深海のしじまには魅力があることも。映像資料が残っているのも強みだし、マイヨールがかなりの変人でアクの強い個性を持つ、風変わりな人生を送った、素材としての面白さも大きい。ただそういった素材の羅列で分析にまでは至っていないため食い足りなさは残る。作り手の主観が少々混じってもいいのでは。

「ドルフィン・マン ジャック・マイヨール、蒼く深い海へ」のストーリー

素潜りの世界記録に命懸けで挑む青年を描いたリュック・ベッソン監督の映画「グラン・ブルー」の主人公のモデルとなったフランス人フリーダイバーのジャック・マイヨール。彼は上海在住の幼少期に何度か訪問した佐賀・唐津で海女の素潜りを見たことが将来につながった。成長し世界を放浪する彼の運命を決定づけたのは、フロリダでのイルカとの出会いだった。インドでヨガに出会い、日本の禅寺で精神を鍛え、素潜りに取り入れたマイヨールは、1976年、49歳にして人類史上初めて素潜りで水深100mに達する偉業をついに達成。そしてそれは人間を超越した感覚を経験した瞬間であった。映画「グラン・ブルー」により脚光を浴びるが、晩年は孤独の淵へと突き進み、2001年に自ら生涯を閉じた。本作ではマイヨール本人の映像や、家族や彼と交流のあった人たち、彼に影響を受けた現役のトップ・ダイバーらの証言を通し、知られざる素顔や波瀾万丈の生涯、日本との強い絆、そして彼が生涯をもって人々に伝えたかったことを深く探っていく。

「ドルフィン・マン ジャック・マイヨール、蒼く深い海へ」の映像

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「ドルフィン・マン ジャック・マイヨール、蒼く深い海へ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ドルフィン・マン ジャック・マイヨール、蒼く深い海へ」のスペック

基本情報
ジャンル 伝記
製作国 ギリシャ フランス 日本 カナダ
製作年 2017
公開年月日 2019年11月29日
上映時間 78分
製作会社 製作・提供:WOWOW
配給 アップリンク
レイティング 一般映画
公式サイト https://www.uplink.co.jp/dolphinman/
コピーライト (C)2017 ANEMON PRODUCTIONS/LES FILMS DU BALIBARI/GREEK FILM CENTRE/IMPLEO INC./STORYLINE ENTERTAINMENT/WOWOW

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