アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール

あんどれあぼちぇっりきせきのてのーる THE MUSIC OF SILENCE
上映日
2019年11月15日

製作国
イタリア

上映時間
115分

ジャンル
伝記 ドラマ

ここが見どころ

世界最高峰のテノール歌手アンドレア・ボチェッリの半生を、本人が執筆した自伝的小説を基に映画化。12歳の時、学校の授業中の事故が元で失明したアモスは、叔父に連れられ、音楽学校を訪れる。その美声が評価され、コンテストで見事に優勝するが……。出演は『ゲーム・オブ・スローンズ』のトビー・セバスチャン、「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」のアントニオ・バンデラス。監督は「トレヴィの泉で二度目の恋を」のマイケル・ラドフォード。なお、主人公の歌唱シーンはすべてボチェッリ本人が吹き替えている。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    小野寺系

    盲目であることの葛藤や変声期の絶望が丹念に描かれた少年期、孤独な学校生活の救いとなる親友との出会いを描いた青年期に人生の浮き沈みが端的に表され、見どころとなっている。対して比較的順調な、大人になってからの最大の試練が、デビュー時に“プロモーターがなかなか連絡してこない”という出来事だったというのは、盛り上がりに欠けるのでは。とはいえ、成功するには本人の能力と正しい努力にくわえ、周囲のサポートと運の要素が大きいという表現は真理と言わざるを得ない。

  • 映画評論家

    きさらぎ尚

    自伝をほぼ忠実にストーリーにしたドラマは、M・ラドフォードらしい手堅い演出が崩れることもなく終始安定している。少年期から大人になるまで、主人公を数人の俳優が演じているが、俳優が替わるにしたがって形相が実際のボチェッリに近づいたのには感心。某麦酒のCMソング〈大いなる世界〉を耳にして以来、伸びとスケール感のあるこの歌手の声のファンになったので、本人の吹き替えによる楽曲がたっぷり堪能できるのが何よりも嬉しい。ただ一点、セリフが英語なのが残念なところ。

  • 映画評論家

    城定秀夫

    盲目というハンディキャップを背負いながら世界的なテノール歌手となったボチェッリの半生を描いたこの映画、起こることはドラマチックなのに、演出がオヤ?ってほどに平坦で、まあ、後半巻き返すパターンなのかと思うも、物語が進んでも描写は淡白なままに、彼の人生のダイジェストを見せられている気分になった。なんだろうこの感じ……ひとことで言うと退屈なのだが、そんな言葉では片付けたくない気もするし、美しい歌声は素直に楽しめたのだが、妙にモヤついた気持ちが残る。

「アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール」のストーリー

イタリア・トスカーナ地方の小さな村。眼球に血液異常を持って生まれたアモスは、幼い頃から弱視に悩まされながらも、明るく毎日を過ごしていた。ところが12歳の時、学校の授業でサッカーボールが頭に当たり、持病が悪化、失明してしまう。不自由な暮らしに鬱憤を抑えきれず、両親を困らせるアモス。その様子を見かねた叔父が、歌の上手な彼を音楽学校へ連れていく。その美しい歌声が評価されたアモスは、コンテストで見事に優勝。しかし喜びも束の間、すぐに声変わりが始まり、持ち前の美声が出なくなってしまう。これを機に、歌手を諦め、親友と猛勉強に励み、弁護士を目指すことに。ところが、数々の有名オペラ歌手を育てたスペイン人の歌唱指導者、マエストロ(アントニオ・バンデラス)との出会いがアモスの人生を一変させる……。

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「アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール」のスペック

基本情報
ジャンル 伝記 ドラマ
製作国 イタリア
製作年 2017
公開年月日 2019年11月15日
上映時間 115分
配給 プレシディオ=彩プロ
レイティング PG-12
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 5.1ch
公式サイト http://bocelli.ayapro.ne.jp/
コピーライト (C)2017 Picomedia SRL.

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