家族を想うとき

かぞくをおもうとき SORRY WE MISSED YOU
上映日
2019年12月13日

製作国
イギリス フランス ベルギー

上映時間
100分

ジャンル
ドラマ
  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
+ 評価する

ここが見どころ

「わたしは、ダニエル・ブレイク」のケン・ローチ監督が引退宣言を撤回し、時代の波に翻弄される家族の絆を描いた人間ドラマ。マイホームを建てるため父はフランチャイズの宅配ドライバーになるが、過酷な労働条件に振り回され、家族との時間を奪われていく。労働時間を定めずに締結される労働契約、いわゆるゼロ時間契約について取り上げている。第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    ヴィヴィアン佐藤

    老巨匠に引退宣言を撤回させたテーマは、まさに我々が毎日ネットニュースで目にするプラットフォームビジネスの裏側だ。舞台はイギリス、ニューカッスルだが、世界中どこにでも見られる光景だ。「ネット社会」は無駄を省き効率を優先する。一家族の「家を持つ」という定住の土地を求めるありふれた夢。家族の会話や触れ合い、共有する時間と空間を持ちたいとする目的は、グローバル経済とAIという非場所のシステムに支配され手段であったはずの労働環境によって粉砕されていく。

  • 映画評論家

    藤木TDC

    老巨匠による良心作だが、本作が描く底辺労働者の生活過酷化は私のようなフリーランスには切実な明日で、そのリアルを延々見るのは苦しかった。だから同じ気持ちになろう人々に高い入場料まで払って本作を見よとは勧めにくい。見ながら夢想した。70〜80年代を生きた内田裕也や本間優二、デ・ニーロのトラヴィスは同じ境遇をどう突破したろうと。本作に不足なものがそこにある。映画は野蛮に現実を破壊しなければ。我々は飼い犬ではない。行儀良くしても餌にはありつけない。

  • 映画評論家

    真魚八重子

    過酷な仕事に就く共働き夫婦の、それぞれの日常描写の説得力。ケン・ローチは着実に現実味のあるトラブルを積み重ね、追いつめられていく大人の心身の疲労を見せつける。何度も岐路に立たされ、そのどちらの道に進んでもダメージが伴う脚本の綿密さ。子どもがたとえ浅はかでも思慮はあり、親の思惑とは折り合わない問題行為を起こすのも、家族とは人間が寄り合う集合体である軋みゆえだ。決着をつけないラストのドライブが、現代的なワーキングプア問題の破綻を予言する。

みんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2019年12月9日に投稿
    91
    • 感動的な
    • 泣ける

    ネタバレ

「家族を想うとき」のストーリー

イギリス・ニューカッスルに住むリッキー(クリス・ヒッチェン)とアビー(デビー・ハニーウッド)夫妻の一家。マイホーム購入の夢を叶えるためにリッキーはフランチャイズの宅配ドライバーとして独立し、アビーはパートタイムで介護福祉士の仕事をしている。個人事業主とは名ばかりで、理不尽なシステムによる過酷な労働条件に振り回されながらも働き続けるリッキー。一方アビーも時間外まで一日中働いている。家族のために身を粉にして働くリッキーを、アビーや子供たちは少しでも支えようとし、互いを思いやり懸命に生きる家族4人。しかし仕事により家族との時間が奪われていき、高校生の長男セブ(リス・ストーン)と小学生の娘ライザ・ジェーン(ケイティ・プロクター)は寂しさを募らせていった。そんな中、リッキーがある事件に巻き込まれる……。

「家族を想うとき」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「家族を想うとき」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 イギリス フランス ベルギー
製作年 2019
公開年月日 2019年12月13日
上映時間 100分
配給 ロングライド 提供:バップ、ロングライド
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト https://longride.jp/kazoku/
コピーライト photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019

「家族を想うとき」のみんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2019年12月9日に投稿
    91
    • 感動的な
    • 泣ける

    ネタバレ

「家族を想うとき」の多彩なBlu-ray/DVD




映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 12/6

ニック・パーク(1958)

映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!

イギリスのアードマン・アニメーションズによるクレイアニメ「ひつじのショーン」シリーズの長編劇場版第2弾。ショーンが暮らす片田舎の牧場に、ある日突然、UFOがやって来る。物を浮遊させる超能力を持ったルーラが降り立ち、ショーンたちと仲良くなるが……。監督は、前作「映画 ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」やTVシリーズのスタッフを務めたリチャード・フェランとウィル・ベッカー。

アーリーマン ダグと仲間のキックオフ!

「ウォレスとグルミット」のニック・パークが、原始時代を舞台に作り上げた奇想天外なストップモーション・アニメーション。ブロンズ・エイジ・シティの暴君ヌース卿によって故郷の谷を追われたダグたちは、人気のスポーツ、サッカーで対抗しようとする……。「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のエディ・レッドメイン、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のトム・ヒドルストンら豪華スターが声の出演。
十一代目市川海老蔵(1977)

無限の住人

第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞に輝いた同名コミックを、三池崇史監督、木村拓哉主演で映画化。無理矢理永遠の命を与えられた孤独な万次に、仇討の助っ人を依頼する凛。失った妹の面影を重ね凛を守ることにした彼は、凄絶な戦いに身を投じる。「武士の一分」以来10年ぶりの時代劇主演となる木村拓哉がかつて百人斬りと恐れられた不死身の男・万次を演じるほか、「湯を沸かすほどの熱い愛」の杉咲花、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の福士蒼汰らが出演。

喰女 クイメ

舞台「真四谷怪談」で伊右衛門とお岩を演じることになった恋人たちをめぐり、現実世界と劇中劇で愛憎と怨念がを交錯するホラー。企画・主演は、今や歌舞伎界を背負う存在でありながら、昨年、日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞、映画界でも活躍がめざましい市川海老蔵。監督は日本映画界を代表するヒットメーカー三池崇史。共演は柴咲コウ、伊藤英明ほか。市川海老蔵が演じる“色悪”の魅力が、傑作“四谷怪談”をモチーフにした「現代劇」で花開き、愛憎と狂気のホラー作品を創り上げた。

NEW今日命日の映画人 12/6

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