歌へ陽気に

うたえようきに
製作国
アメリカ

ジャンル
ラブロマンス

ここが見どころ

「ロマンス乾杯」のニノ・マルティーニが主演する映画で、ピックフォード・ラスキー・プロの第2回で且つ最後の作品である。原作はレオ・ビリンスキーが書き「海を嫌う船長」のウォーレス・スミスが脚色し、「虚栄の市(1935)」「恋の凱歌」のルーベン・マムーリアンが監督にあたり、「紅雀」のルシエン・アンドリオが撮影した。助演者は「ある雨の午後」「海は桃色」のアイダ・ルビノ、「歌の翼」「夢の並木道」のレオ・カリーロを初め、「Gメン」のハロルド・ヒューバー、「パリは夜もすがら」のジェームズ・プレイクリー、「襤褸と宝石」のミッシャ・オーアィールズその他の面々である。

「歌へ陽気に」のストーリー

リオ・グランデ河の南、米墨国境近くの小さいメキシコの町に、チヴァは住んでいた。彼は歌が自慢でいつかは人に知られる歌手になりたいと望んでいるが、現在は薄汚い映画館の雇い人である。彼は何でも館主の命令でやらねばならぬ。案内人もやれば、写真の時には得意のテナーで肉声伴奏をやる。ある日、メキシコでは泣く子も黙らすという、馬賊の頭目ブラガンサが、めぼしい子分共を引き連れて、米国のギャング映画を見に来た。ブラガンサはアメリカのギャングの組織的な行動がすっかり気に入って、馬賊稼業をアメリカのギャング流に改組しようと決心する。彼が気に入った余り喋ったのを、隣客に制されたことが起こりで、館内は大混乱に陥ったが、館主の機転で、メキシコ風景の写真を映写し、チヴァの美声でたちまち客を静まらせた。それに感心したのがブラガンサだった。この馬賊の頭目は、3度の飯より音楽が好きというくらいなので、チヴァを専属の歌手として、自分の傍に置くこととなり、彼をかどわかして山塞へ戻った。チヴォは馬賊になりたくはなかったが、殺されてはつまらんので嫌々ながらブラサンガの子分となる。ブラサンガは喜んで、ラジオ放送局を襲い、チヴォにオペラ名曲を放送させる。その時分、アメリカの大富豪シェイの息子ビルは、タイピストのジェーンと結婚すべくメキシコへ駆け落ちして来た。放送局を引き揚げたブラサンガは、ビルの素晴らしい自動車が欲しくなり、山塞へそのまま誘拐する。そしてビルがシェイの伜と知って、ギャング式に身代金を請求することとする。チヴォは2人の番を命ぜられたが、ジェーンに惚れたチヴォは2人を逃がしてやる。ところが2人はブラサンガが応援を乞うた米国のギャング首領ブッチに捕らえられて、再び山塞へ誘拐されて来る。チヴォは銃殺されんとしたが、巧みに逃げて、結局警察に捕らえられる。ジェーンは卑怯なビルに愛想を尽かし、今はチヴォを思っている。チヴォは署長さんに頼んでラジオでブラサンガに呼びかけ、ジェーンとビルを釈放してくれと頼む。ブラサンガは馬賊は馬賊らしくするがよいことを悟り、ブッチ一味を引き出物に持参して、チヴォを署長とんから貰いさげる。そしてチヴォとジェーンを結婚させてやったのである。

「歌へ陽気に」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「歌へ陽気に」のスペック

基本情報
ジャンル ラブロマンス
製作国 アメリカ
製作年 1936
製作会社 ユナィテッド・アーチスツ映画
配給 ユナイテッド・アーチスツ
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 12/6

ニック・パーク(1958)

映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!

イギリスのアードマン・アニメーションズによるクレイアニメ「ひつじのショーン」シリーズの長編劇場版第2弾。ショーンが暮らす片田舎の牧場に、ある日突然、UFOがやって来る。物を浮遊させる超能力を持ったルーラが降り立ち、ショーンたちと仲良くなるが……。監督は、前作「映画 ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」やTVシリーズのスタッフを務めたリチャード・フェランとウィル・ベッカー。

アーリーマン ダグと仲間のキックオフ!

「ウォレスとグルミット」のニック・パークが、原始時代を舞台に作り上げた奇想天外なストップモーション・アニメーション。ブロンズ・エイジ・シティの暴君ヌース卿によって故郷の谷を追われたダグたちは、人気のスポーツ、サッカーで対抗しようとする……。「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のエディ・レッドメイン、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のトム・ヒドルストンら豪華スターが声の出演。
十一代目市川海老蔵(1977)

無限の住人

第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞に輝いた同名コミックを、三池崇史監督、木村拓哉主演で映画化。無理矢理永遠の命を与えられた孤独な万次に、仇討の助っ人を依頼する凛。失った妹の面影を重ね凛を守ることにした彼は、凄絶な戦いに身を投じる。「武士の一分」以来10年ぶりの時代劇主演となる木村拓哉がかつて百人斬りと恐れられた不死身の男・万次を演じるほか、「湯を沸かすほどの熱い愛」の杉咲花、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の福士蒼汰らが出演。

喰女 クイメ

舞台「真四谷怪談」で伊右衛門とお岩を演じることになった恋人たちをめぐり、現実世界と劇中劇で愛憎と怨念がを交錯するホラー。企画・主演は、今や歌舞伎界を背負う存在でありながら、昨年、日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞、映画界でも活躍がめざましい市川海老蔵。監督は日本映画界を代表するヒットメーカー三池崇史。共演は柴咲コウ、伊藤英明ほか。市川海老蔵が演じる“色悪”の魅力が、傑作“四谷怪談”をモチーフにした「現代劇」で花開き、愛憎と狂気のホラー作品を創り上げた。

NEW今日命日の映画人 12/6

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