歌え!ドミニク

うたえどみにく
上映日
1966年5月19日

製作国
アメリカ

ジャンル
ミュージカル 伝記

ここが見どころ

1963年、世界的ヒット曲となった『ドミニク』を作詞作曲し、自ら歌ったベルギーの修道尼スール・スリールの伝記的ミュージカルである。ジョン・フュリア・ジュニアのストーリーから、彼自身と「逆転殺人」のサリー・ベンソンが共同で脚色、ヘンリー・コスターが監督した。撮影は「レッド・ライン7000」のミルトン・クラスナー、音楽は「マードックの拳銃」のハリー・サックマンが担当し、劇中、スール・スリール作曲の歌曲が9曲、ランディー・スパークス作曲のものが3曲紹介される。出演は「不沈のモリー・ブラウン」のデビー・レイノルズ、「シャイアン」のリカルド・モンタルバン、「心の旅路」のグリア・ガースン、「ポリアンナ」のアグネス・ムーアヘッド、「メイド・イン・パリ」のチャド・イベレットほか。製作は「泣き笑いアンパイヤ」のジョン・ベック、と「赤い谷」のヘイス・ゲーツ。

「歌え!ドミニク」のストーリー

若いドミニック教派の修道尼シスター・アン(デビー・レイノルズ)は、ベルギーのアントワープ近郊にある修道院で研修していたが、いよいよ首都ブルッセルのサマリタン・ハウスで実地の任務につくことになった。彼女のもち物といえば父親の形見で「シスター・アデーレ」と名づけたギターがあるだけだった。貧困地区にあるサマリタン・ハウスは、ここに住む老人や子供たちの安息所だった。アンは尼院長プリオレ(グリア・ガースン)やクレメンティ神父(リカルド・モンタルバン)たちから温かくむかえられ、音楽ずきの尼院長たちと、夜のひととき合唱を楽しむのが常だった。アンの美しい歌声が一同を驚かせたのもその時だった。その頃、毎日このハウスにやってくる子供に、母親のいないドミニクという少年がいた。父親はアル中の失業者で、仕事をもっている姉が夜遅くドミニク少年をむかえにきた。アンはこの少年とすぐ仲よくなった。一方、アンの音楽的才能に目をつけた神父は、レコード会社のジェラルド(チャド・イベレット)に彼女を紹介し、ドミニック教派の各地の修道院で使用するため、彼女の歌をレコーディングすることにした。意外なことに、アンとジェラルドは5年前、パリで一緒に音楽の勉強をした仲だった。アンのレコードはすばらしい出来で、一般の人にも受けると確信したレコード会社は教団の承諾を得て、コマーシャルベースにのせることにした。レコードは大ヒットし、アンは全米ネットのエド・サリバン・ショウにも出演した。思いがけない人気とジェラルドから寄せられる愛情にアンが心を痛めた頃、ドミニク少年が自動車事故にあった。少年の悲劇から彼女は自分の使命をはっきりと自覚した。歌手をすて、ジェラルドの愛をたちきって、伝道と救済のためアフリカのコンゴに渡った。現地人の中で、アンの胸には新しい希望と歓びが胸いっぱいに広がるのだった。

「歌え!ドミニク」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「歌え!ドミニク」のスペック

基本情報
ジャンル ミュージカル 伝記
製作国 アメリカ
製作年 1966
公開年月日 1966年5月19日
製作会社 ジョン・ベック・プロ映画
配給 MGM
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ

「歌え!ドミニク」のみんなのレビュー

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 7/31

イ・ジョンヒョク(1974)

ラブ・アゲイン 2度目のプロポーズ

「探偵なふたり」のクォン・サンウ主演によるラブコメディ。“離婚式”を経て、夢にまで見たシングルライフを満喫するヒョヌ。だが、6か月ぶりに元妻ソニョンと再会、第二の結婚のような危険な生活が始まった。そんななか、旧友で恋愛音痴のサンチョルが現れ……。共演は『パーフェクト・ボウル 運命を賭けたピン』のイ・ジョンヒョン、「お料理帖 息子に遺す記憶のレシピ」のイ・ジョンヒョク。監督は『用意周到ミス・シン』のパク・ヨンジプ。

お料理帖 息子に遺す記憶のレシピ

母親が遺した一冊の料理帖から浮かび上がる、家族への複雑な想いと愛情を映し出すヒューマンドラマ。惣菜屋を経営するエランと、非常勤講師の息子ギュヒョンとは冷ややかな親子関係が続いていた。そんなある日、突如エランにアルツハイマー病の兆候が現れ……。出演は「美しき野獣」のイ・ジュシル、「飛べない鳥と優しいキツネ」のイ・ジョンヒョク。監督は「犬どろぼう完全計画」のキム・ソンホ。『京都国際映画祭2018』、第31回東京国際映画祭提携企画『コリアン・シネマ・ウィーク2018』にて「母のノート」のタイトルで上映。
マイケル・ビーン(1956)

フルリベンジ

2012年ファンタジア国際映画祭で上映されたチリ映画を、「ターミネーター」のマイケル・ビーン製作・主演でリメイクしたバイオレンス。父親に虐待されて育った姉妹による復讐劇。監督は、チリ版も手掛けたパトリシオ・ヴァラダレス。出演は、ドラマ『NIP/TUCK ハリウッド整形外科医』のジャニーン・カスパー、「マチェーテ」のエレクトラ・アヴェラン。『未体験ゾーンの映画たち2016』で上映。

エイリアン2 完全版

シガーニー・ウィーバー主演のSFホラー第2作。1986年公開時のものに、ジェームス・キャメロン監督自ら未公開シーンを加え再編集した。

NEW今日命日の映画人 7/31

ジャンヌ・モロー(2017)

天使の入江

人生に潜む冷淡で皮肉な側面を見つめたジャック・ドゥミ監督の長編第2作。パリで銀行員として働くジャンは、初めて訪れたカジノで大金を得る。以来、ギャンブルに取り憑かれた彼は、ブロンド女性・ジャッキーと意気投合し、共にのめり込んでいく。WOWOWにて放映後、アンスティチュ・フランセ東京で開催された特集企画『ジャック・ドゥミ、映画の夢』にて上映(上映日:2014年9月20日)。2017年7月22日より特集企画『ドゥミとヴァルダ、幸福についての5つの物語』にて劇場上映。【スタッフ&キャスト】監督・脚本・台詞:ジャック・ドゥミ 撮影:ジャン・ラビエ 音楽:ミシェル・ルグラン 編集:アンヌ=マリー・コトレ 出演:ジャンヌ・モロー/クロード・マン/アンリ・ナシエ/ポール・ゲール

家族の灯り

ポルトガルの作家ラウル・ブランダンの戯曲を基に「ブロンド少女は過激に美しく」のマノエル・デ・オリヴェイラ監督が映画化。小さな港町を舞台に、失踪した息子の帰りを待ちわびる父と母、妻の姿を描く。出演は「楽園からの旅人」のマイケル・ロンズデール、「ブーベの恋人」のクラウディア・カルディナーレ、「突然炎のごとく」のジャンヌ・モロー、「永遠の語らい」のレオノール・シルヴェイラ、「ブロンド少女は過激に美しく」のリカルド・トレパ、「ノン、あるいは支配の空しい栄光」のルイス・ミゲル・シントラ。