カスリコ

かすりこ
上映日
2019年6月22日

製作国
日本

上映時間
114分

ジャンル
任侠・アウトロー ドラマ
  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
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ここが見どころ

第26回新人シナリオコンクール特別賞、大伴昌司賞準佳作を受賞した國吉卓爾の脚本を映画化。昭和40年代の土佐。高知一の料理人と呼ばれた岡田吾一は、博打“手本引き”で破滅。ヤクザの荒木五郎の紹介で、賭場の下働き“カスリコ”として働き始める。出演は「さらば青春、されど青春。」の石橋保、「サバイバルファミリー」の宅麻伸。2018年11月3日より高知あたご劇場を皮切りに全国順次公開。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    上野昴志

    いまどき珍しい、博奕絡みの人情話。昭和40年代の高知が舞台だが、その頃でも、まだ、あんなふうな賭場が開かれていたのかね? 主人公は、腕のいい料理人だったが、賭博にのめり込んで店を手放し、のたれ死にしそうなところを昔気質のヤクザに助けられ、賭場で客の世話を焼いて祝儀を貰うカスリコになる、という話の入り口の、主人公の動きや表情が、いまひとつ、話に乗りにくくさせている。また、話の軸になる手本引きは、「緋牡丹博徒」などでもお馴染みだが、いささか緊迫感に欠ける。

  • 映画評論家

    上島春彦

    カスリコって何、という大問題は見てれば分かるので略。というかじわじわ判明する感覚も面白い。本格的なギャンブル映画で、かつ土佐ローカルな昭和映画でもある。低予算だろうが配役は新旧うまく混ぜ込まれており、久しぶりに見た大ベテラン服部妙子の朝鮮人老婆もお得な役柄。主人公の仲間で、セコい鎌倉太郎と大らかな山根和馬の対照も効いている。さて、物語の素材となる手本引きだが、任俠映画でよく見るサイコロ賭博と違うのでやくざ渡世の陰惨な雰囲気がないのも良かった。

  • 映画評論家

    吉田伊知郎

    昭和40年代をモノクロで描くと聞くだけで、無理に時代色を出そうとするチープな映画を思い浮かべそうになるが然にあらず。スタイルを感じさせないスタイルで撮ることで自然と時代性を表出させ、当時の映画と比較しても遜色がないほど。やくざや賭場といった今や形骸化しがちな描写も、石橋らベテラン勢の安定した演技も相まって違和感なし。高橋長英もかつてない存在感で、バイプレーヤーたちがハシャギすぎずに相互を活かし合いながら演じているのを眺めているだけで至福。

みんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2020年2月3日に投稿
    88
    • かっこいい

    ネタバレ

「カスリコ」のストーリー

昭和40年代の土佐。“高知一の料理人”と呼ばれた岡田吾一(石橋保)は、博打“手本引き”にのめり込んで破滅。自分の料理屋を手放す羽目になり、途方に暮れていた。そんな吾一の前に現れたのが、ヤクザの荒木五郎(宅麻伸)。“カスリコの仕事を世話してやる”という荒木に従い、再び賭場へ。だが、“カスリコ”とは、賭場で客の世話や使い走りをしてわずかなご祝儀を貰うだけの下働きだった。博打打ちからも一目置かれる上客から一転、物乞い同然のカスリコに堕ちた吾一は、プライドを捨てて懸命に働く中で、賭場の客やカスリコ仲間の悲喜こもごもを目の当たりにする。やがて、人生を賭けた最後の大勝負に挑むこととなるが……。

「カスリコ」の写真

「カスリコ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「カスリコ」のスペック

基本情報
ジャンル 任侠・アウトロー ドラマ
製作国 日本
製作年 2018
公開年月日 2019年6月22日
上映時間 114分
製作会社 珠出版
配給 シネムーブ=太秦
レイティング 一般映画
カラー/サイズ モノクロ/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト https://tama-shuppan.co.jp/kasurico/
コピーライト (C)2018珠出版

「カスリコ」のみんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2020年2月3日に投稿
    88
    • かっこいい

    ネタバレ


映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 1/21

永田雅一(1906)

地獄門 デジタル復元版

第7回カンヌ国際映画祭グランプリ、第27回アカデミー賞最優秀外国語映画賞、衣装デザイン賞を受賞した大映の第一回天然色映画「地獄門」のデジタル復元版。撮影助手として本作に関わった森田富士郎氏の監修の元、オリジナル・ネガより三色分解したマスター・ポジなどを素材に当時の色彩を復元している。東京国立近代美術館・フィルムセンターと角川映画の共同事業。2011年5月2日NHK・BSプレミアムで放映。2012年4月28日、東京・京橋フィルムセンターにて特別上映。

日蓮

古代王朝から新興武士へと政権が移りつつあった承久四年(一二二二年)に生まれた日蓮の、言語を絶する迫害をはねのけての布教活動の生涯を描く。原作は川口松太郎、脚本監督は、「遺書 白い少女」の中村登、撮影は「俺は田舎のプレスリー」の竹村博がそれぞれ担当している。
神尾楓珠(1999)

裏アカ

TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2015準グランプリを受賞した人間ドラマ。どこか満たされない真知子は、SNSの裏アカウントを作り際どい写真を投稿。思わぬ反響に快感を覚える中、フォロワーの一人ゆーとと一度限りの関係を持つが、彼に惹かれてしまい……。木村大作、降旗康男、原田眞人、成島出といった監督のもとで助監督を務めてきた加藤卓哉が本作で監督デビュー。やり場のない気持ちを抱えSNSの裏アカウントにハマっていく伊藤真知子を「火口のふたり」の瀧内公美が、表の顔と裏の顔を使い分ける年下の男をドラマ『左ききのエレン』に主演した神尾楓珠が演じる。2020年6月12日より公開延期。

樹海村 じゅかいむら

NEW今日命日の映画人 1/21

セシル・B・デミル(1959)

クレオパトラ(1934)

セシル・B・デミルが「新世紀」「恐怖の四人」に次いで監督製作した映画で、「喇叭は響く」「恐怖の四人」の脚色者バートレット・コーマックが史実に取材して組立てた物語で「路傍」「夜毎来る女」のヴィンセント・ローレンスと「坊やはお休み」「暴君ネロ(1932)」のウォルデマー・ヤングが共同脚色したもの。主役は「暴君ネロ(1932)」「或夜の出来事」のクローデット・コルベールが勤め、「一日だけの淑女」のウォーレン・ウィリアム、英国劇壇から招聘されたヘンリー・ウィルコクスンが共演するほか、「絢爛たる殺人」のガートルード・マイケル、「薫る河風」のジョセフ・シルドクラウト「クリスチナ女王」のアイアン・キース及びC・オーブリー・スミス、「妾は天使じゃない」のアーヴィング・ピチェル等が助演している。撮影は「生活の設計」「恋の凱歌」のヴィクター・ミルナーの担当である。

十戒(1957)

1923年、今回と同様セシル・B・デミルが監督した「十誡(1923)」の再映画化で、製作費1350万ドルを費やしたというスペクタクル宗教史劇、イーニアス・マッケンジー、ジェン・L・ラスキー・ジュニア、ジャック・ガリス、フレドリック・M・フランクの4人が脚本を書き、「胸に輝く星」のロイヤル・グリグスが撮影監督をつとめた。特殊撮影を受け持ったジョン・P・フルトンは1957年度アカデミー賞を受賞した。音楽は「最前線」のエルマー・バーンスタイン。主演は「三人のあらくれ者」のチャールトン・ヘストン、アン・バクスター、「追想」のユル・ブリンナー、「地獄の埠頭」のエドワード・G・ロビンソン、「勇者カイヤム」のデブラ・パジェット、そのほか「裸の天使」のジョン・デレク、「重役室」のニナ・フォック、「南部の反逆者」のイヴォンヌ・デ・カーロ、「放浪の王者(1956)」のサー・セドリック・ハードウィック、「サヨナラ」のマーサ・スコット。231分版もあり。