葬式の名人

そうしきのめいじん
上映日
2019年9月20日

製作国
日本

上映時間
99分

ジャンル
コメディ ドラマ
  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
+ 評価する

ここが見どころ

大阪府茨木市市制70 周年記念事業の一環として茨木市が全面協力、川端康成の短編小説をモチーフにした群像コメディ。息子と二人で暮らす雪子のもとに、高校時代の同級生の訃報が届く。卒業から10年の時を経て集まった同級生たちは、奇想天外な通夜を体験する。映画評論家で「インターミッション」など監督業にも進出する樋口尚文がメガホンを取った。また、川端康成の母校・大阪府立茨木高校の卒業生で、劇団とっても便利の脚本を担当、日本チャップリン協会会長を務める大野裕之が脚本を手がけた。『十六歳の日記』『師の棺を肩に』『少年』『バッタと鈴虫』『葬式の名人』『片腕』などの川端康成の短編小説を下地にしている。シングルマザーの渡辺雪子を「旅のおわり世界のはじまり」の前田敦子が、雪子共に奇想天外な通夜に翻弄される茨木高校の野球部顧問・豊川大輔を「多十郎殉愛記」の高良健吾が演じる。2019年8月16日茨木市先行ロードショー。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    川口 敦子

    ヒロインの背中をみつめる眼差しで幕を上げる一篇はいったいこれはだれの目とぬかりなくそこで思わせて、そういうささやかだけど大事な細部に映画の命は宿るのだといったことを改めてしっくりと思わせる。黒澤の映画みたいなどしゃぶりの雨。アルトマン映画みたいに同時に喋る人々。昨今あまり出会えない映画らしさの瞬間に包まれる。その幸せがもう少し、物語と融け合ってくれればなあと、“同葬会”のもたつきを前に少し呆然とした。坊さんっぷりが板につき過ぎの栗塚旭、声も素敵。

  • 映画評論家

    佐野 亨

    撮影に中堀正夫、照明アドバイザーに牛場賢二を迎え、いたるところに実相寺昭雄へのオマージュをちりばめている。題材とあいまって、さながら『波の盆』のよう(上野耕路の音楽もどことなく武満徹っぽい)。だが、それ以上の飛躍や昂揚があるかと問われれば、どうにも目配せに終始してしまった感は拭えない。あえて舞台調のダイアローグしかり、大林宣彦作品を思わせる地域性や歴史への言及しかり。そんななかで前田敦子が一人、卓越した個性と存在感で映画を引っ張っている。

  • 映画評論家

    福間 健二

    樋口監督と協力者たちが楽しく作っているのが想像できる。その楽しさが作品全体のぎこちなさを上まわる瞬間が訪れただろうか。映画、そんなに簡単じゃないと思わされた。いや、教えられたと言うべきか。巧い下手じゃなく、作品を構成する要素の有機的な連絡への、もっと端的には画の決まり方へのこだわりが感じられない。話の進行としては、川端康成の初期から拾った「体験」を、川端的な味を抜いて前田敦子に担わせているが、事実の隠し方と現れ方に確たる理由が見えない。

みんなのレビュー

  • ユーザA

    2020年4月8日に投稿
    70

    ネタバレ

  • EIGA FAN

    2019年9月10日に投稿
    80
    • 感動的な

    ネタバレ

「葬式の名人」のストーリー

大阪府茨木市にある簡素な木造アパートで息子と二人で暮らす雪子(前田敦子)のもとに、ある日、高校時代の同級生が亡くなったとの知らせが入る。卒業から10年の時を経て通夜に集まった同級生たちは、これまでに見たことも聞いたこともない奇想天外なお通夜を体験する。

「葬式の名人」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「葬式の名人」のスペック

基本情報
ジャンル コメディ ドラマ
製作国 日本
製作年 2019
公開年月日 2019年9月20日
上映時間 99分
製作会社 (制作プロダクション:劇団とっても便利)
配給 ティ・ジョイ
レイティング 一般映画
公式サイト http://soushikinomeijin.com/
コピーライト (C)“The Master of Funerals” Film Partners

「葬式の名人」のみんなのレビュー

  • ユーザA

    2020年4月8日に投稿
    70

    ネタバレ

  • EIGA FAN

    2019年9月10日に投稿
    80
    • 感動的な

    ネタバレ

「葬式の名人」の多彩なBlu-ray/DVD


映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 1/20

デイヴィッド・リンチ(1946)

ようこそ映画音響の世界へ

ハリウッドの映画音響に焦点をあてたドキュメンタリー。その進化において大きな偉業を残した「市民ケーン」「鳥」「ゴッドファーザー」などの名作から映画音響の歴史を紹介。さらに、スペシャリストたちと共に“音”が映画にもたらす効果と重要性に迫っていく。出演は「地獄の黙示録」のウォルター・マーチ、「スター・ウォーズ」のベン・バート、「ジュラシック・パーク」のゲイリー・ライドストローム。

デニス・ホッパー/狂気の旅路

個性派俳優でありアメリカン・ニューシネマを代表する「イージー・ライダー」を監督、アーティストとしての顔も持つハリウッドの反逆児デニス・ホッパーの半生を追うドキュメンタリー。関係者の証言や未公開映像を交え、その足跡と映画史における役割を辿る。デニス・ホッパーの大ファンだったニック・エベリング監督が、1970年代初頭から約40年にわたりホッパーの右腕だったサティヤ・デ・ラ・マニトウをはじめ家族や友人・知人らによる数々の証言や、自ら集めた未公開映像をもとに構成。
エヴァン・ピーターズ(1987)

ボーダーライン:ソマリア・ウォー

海賊が蔓延るソマリアで現地取材を行ったジャーナリスト、ジェイ・バハダーの手記を映画化。2008年。伝説のジャーナリスト、シーモアの影響を受けたジェイは、ソマリアの現地取材に向かう。危険な取材の中、使命感を芽生えさせてゆくジェイだったが……。出演は「X-MEN:ダーク・フェニックス」のエヴァン・ピーターズ、「キャプテン・フィリップス」のバーカッド・アブディ、「ワーキング・ガール」のメラニー・グリフィス、「ゴッドファーザー」のアル・パチーノ。

X-MEN:ダーク・フェニックス

特殊能力を持つミュータントたちの活躍を描いた人気シリーズ「X-MEN」第7弾。X-MENの一員であるジーン・グレイが宇宙で事故に遭遇。これによりダークサイドが覚醒し、世界を滅ぼすほどの強大なパワーを持つダーク・フェニックスに変貌する……。出演は前作「X-MEN:アポカリプス」に引き続きジーン・グレイを演じるソフィー・ターナー、「ミスター・ガラス」のジェームズ・マカヴォイ、「エイリアン:コヴェナント」のマイケル・ファスベンダー。「X-MEN:アポカリプス」の脚本を担当するなど、長年にわたってシリーズに携わってきたサイモン・キンバーグが、長編映画初監督を務める。

NEW今日命日の映画人 1/20

オードリー・ヘップバーン(1993)

マイヤーリング

1957年にテレビ番組『プロデューサーズ・ショーケース』の1本として1度だけ全米生放送された作品。以後、目にする機会はなかったが、当時の技術“キネスコープ”で録画されたマスターを復元し、劇場公開が実現した。オードリー・ヘプバーン(「ローマの休日」)とメル・ファーラー(「戦争と平和」)の夫婦共演も話題に。

ローマの休日 製作50周年記念デジタル・ニューマスター版

アメリカン・フィルム・インスティテュートが2000年に発表した“アメリカが生んだ最も素晴らしいラブストーリー ベスト100”の第4位に選ばれた恋愛映画。製作から50周年を迎え、“デジタル・ニューマスター版”として再び公開された。この映画によって、主演のオードリー・ヘプバーンは無名の女優からハリウッド・スターとなった。なお脚本は、当時の赤狩りでハリウッドから締め出されていたダルトン・トランボが、友人のイアン・マクラレン・ハンター名義で初稿を執筆、これにハンターが手を加えたものを、さらにジョン・ダイトンが改稿するかたちで決定稿に至った。初公開時はトランボの名前は伏せられていたが、のちに当時の事情が明らかになり、デジタル・ニューマスター版には新たにトランボの名がクレジットされている。