タロウのバカ

たろうのばか
上映日
2019年9月6日

製作国
日本

上映時間
119分

ジャンル
ドラマ
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ここが見どころ

「日日是好日」の大森立嗣が監督・脚本を務めた青春ドラマ。戸籍がなく、学校に通ったことのない少年タロウには、エージとスギオという高校生の仲間がいる。3人は奔放な日々を過ごしていたが、偶然一丁の拳銃を手に入れたことから現実と向き合うこととなる。出演は、本作が俳優デビューとなるYOSHI、「アルキメデスの大戦」の菅田将暉、「町田くんの世界」の太賀。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    須永貴子

    日本社会が抱える数多の問題を、劇映画だからできる方法で告発する、見るなら今でなくてはいけない作品。社会から見捨てられた3人の若者が主人公という点で、同監督の「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」と重なるが、社会規範という枠の外や、生きることに向かう矢印が、より大胆に、力強く示されている。技術面は経験により洗練されても、映画作家として丸まらず、より先鋭化する気骨。タロウを演じたYOSHIの、動物のように予測不可能な動きをつい目で追ってしまう。

  • 映画評論家

    山田耕大

    はみ出した若者たちの刹那的な生き方を追っている。タロウがシングルマザーの子だけに、四年前の川崎中学生殺人事件に想を得たのかと思ったが、そうではなく、「ゲルマニウムの夜」(05)以前の90年代にデビュー作として書いていた脚本を映画にしたのだという。時代を先取りしたかのようだ。あの被害者の川崎の少年が銃を手にしていたら、どうなっていただろうと思わせた。薄っぺらで嘘っぽくて恥ずかしくなるような若者映画が蔓延する中、掃き溜めの少年たちが鶴のように光っている。

  • 映画評論家

    吉田広明

    社会から落ちこぼれ、「意味がない」とされた少年たちが、銃=力を手にしてしまったら何が起こるのか。デビュー作用のシナリオのシンプルな初期設定に、障害者虐待・搾取やネグレクトなど、弱者に一層厳しくなった現在への怒りを載せてアップデート。ただ、その接合は性急な気がしなくもない。それぞれの人物の、どこに行くか分からない不安定さ、揺れ幅が、ただの社会派ドラマに回収させず、タロウが公園のおばさんに「母」を見て話しかけ、豹変してゆく長回しもスリリング。

みんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2019年9月3日に投稿
    80
    • 可愛い

    ネタバレ

「タロウのバカ」のストーリー

戸籍がなく、一度も学校に通ったことのない少年タロウ(YOSHI)。タロウには名前もなかったが、エージ(菅田将暉)とスギオ(太賀)という高校生の仲間が“タロウ”と名付けた。エージとスギオはそれぞれやるせない悩みを抱えているが、タロウといるときはなぜか心が解放されるのだった。大きな川が流れ、頭上を高速道路が走る町を、3人はあてどなく走り回り、自由を感じながら奔放な日々を過ごしていた。しかし、偶然一丁の拳銃を手に入れたことから、3人はそれまで目を背けていた現実に向き合うこととなる……。

「タロウのバカ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「タロウのバカ」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2019
公開年月日 2019年9月6日
上映時間 119分
製作会社 「タロウのバカ」製作委員会(製作幹事:ハピネット=ハーベストフィルム)
配給 東京テアトル
レイティング R-15
公式サイト http://www.taro-baka.jp/
コピーライト (C)2019 映画「タロウのバカ」製作委員会

「タロウのバカ」のみんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2019年9月3日に投稿
    80
    • 可愛い

    ネタバレ

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映画専門家レビュー

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