カツベン!

かつべん
上映日
2019年12月13日

製作国
日本

上映時間
126分

ジャンル
ラブロマンス コメディ ドラマ
  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
+ 評価する

ここが見どころ

「Shall we ダンス?」の周防正行監督が、無声映画上映時に作品の内容を解説する活動弁士を取り上げた青春喜劇。一流の活動弁士を目指す俊太郎は、隣町のライバル館に客も人材も取られ人使いの荒い館主夫婦ら曲者ばかりが残った映画館・青木館に流れ着く。主人公の俊太郎を「愛がなんだ」の成田凌が演じる。作中には、「椿姫」(1921)を再現した「椿姫」や1932年版を参考に制作した「金色夜叉」などの元のある再現作品や、「南方のロマンス」などといった本作オリジナルの無声映画が登場する。第32回東京国際映画祭特別招待GALAスクリーニング作品。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    佐野享

    さる著名な評論家は、活弁を「無声映画の完成度を貶める」ものとして批判したが、そのような無声映画原理主義と日本における活弁の発達史を対立軸にしてドラマを仕立ててしまう慧眼に虚を突かれた。が、この映画はそうしたトリヴィアの開陳に終わらず、無声映画のスラップスティックをそのまま現代に復興させようとする二重の批評性によって、映画自身による映画への自己言及性の息苦しさから物語をあざやかに解放してみせる。周防正行の面目躍如たる「実験的娯楽映画」だ。

  • 映画評論家

    福間健二

    百年前の話を、ドタバタを入れて語りぬいている。「菊とギロチン」や「金子文子と朴烈」のような時代状況への向かい方はない。意外なのは、サイレント映画と活弁に対して、史的事実への興味もフェティッシュの対象とするような執着もさほどなさそうに撮られていること。思い入れでもノスタルジーでもないとしたら、用意周到の周防監督にこの題材を選ばせたのは何か。ラストのめちゃくちゃつなぎのフィルムで何を納得させたかったのかとともに、よくわからなかった。でも楽しんで見た。

  • 映画評論家

    川口敦子

    「お勉強映画」でなく「あの時代の活気ある映画界を描きたかった」と語る監督周防。その「楽しさ」優先の姿勢に裏打ちされた映画は“はしゃぎ”の一歩手前で踏みとどまり若かった映画をめぐる人々の健やかな意気をまずは伝えてみせる。無声映画の身体性への敬意が弁士の口跡を、そうして物語そのものをも息づかせる。濡れた子犬みたいな成田の上目遣いの活用法も見逃せない。粗を探すより素直に楽しさに乗りたい気にさせる。それも技だ。境界の箪笥の引き出し両面使い、面白い!

みんなのレビュー

  • ユーザA

    2020年6月22日に投稿
    0

    ネタバレ

  • EIGA FAN

    2019年12月9日に投稿
    89
    • 笑える
    • ほのぼのとした

    ネタバレ

「カツベン!」のストーリー

一流の活動弁士になることを目指す俊太郎(成田凌)は、隣町のライバル映画館に客も人材も取られて閑古鳥の鳴く映画館・青木館に流れ着く。人使いの荒い館主夫婦、傲慢で自信過剰な弁士、酔っぱらってばかりの弁士、気難しい職人気質な映写技師といった曲者ばかりが残った青木館で、雑用ばかり任される俊太郎。そんな彼の前に、大金を狙う泥棒、泥棒とニセ活動弁士を追う警察、そして幼なじみの初恋相手が現れ……。

「カツベン!」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「カツベン!」のスペック

基本情報
ジャンル ラブロマンス コメディ ドラマ
製作国 日本
製作年 2019
公開年月日 2019年12月13日
上映時間 126分
製作会社 「カツベン!」製作委員会(東映=木下グループ=テレビ朝日=ソニー・ミュージックエンタテインメント=電通=東映ビデオ=朝日新聞社=アルタミラピクチャーズ)(企画・製作プロダクション:アルタミラピクチャーズ/製作協力:東映東京撮影所)
配給 東映
レイティング 一般映画
公式サイト http://www.katsuben.jp/
コピーライト (C)「2019カツベン!」製作委員会

「カツベン!」のみんなのレビュー

  • ユーザA

    2020年6月22日に投稿
    0

    ネタバレ

  • EIGA FAN

    2019年12月9日に投稿
    89
    • 笑える
    • ほのぼのとした

    ネタバレ

「カツベン!」の多彩なBlu-ray/DVD


映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 3/7

チャン・ドンゴン(1972)

王宮の夜鬼

「スウィンダラーズ」のヒョンビン×「V.I.P. 修羅の獣たち」のチャン・ドンゴン共演によるアクション史劇。朝鮮時代、謎の疫病が蔓延して生じた夜鬼の群れと戦う王子イ・チョン。一方、国王の側近キム・ジャジュンは夜鬼を利用して国を掌握しようと企んでいた。「リアル」のチョ・ウジン、「アシュラ」のチョン・マンシクが脇を固め、「コンフィデンシャル/共助」のキム・ソンフンがメガホンをとる。

七年の夜

特集『のむコレ2018』にて上映。
長谷川博己(1977)

サムライマラソン

「超高速!参勤交代」の脚本家・土橋章宏による小説『幕末まらそん侍』を豪華スタッフ・キャストで映画化。幕末。迫る外国の脅威に備え、安中藩主・板倉勝明は藩士を鍛えるため、十五里の山道を走る大会を開催。そんななか、藩士不在の城に刺客が送り込まれる。出演は「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の佐藤健、「恋は雨上がりのように」の小松菜奈、「怒り」の森山未來、「きみの鳥はうたえる」の染谷将太、「来る」の青木崇高、「レオン」の竹中直人、「淵に立つ」の筒井真理子、「止められるか、俺たちを」の門脇麦、「海を駆ける」の阿部純子、「リングサイド・ストーリー」の奈緒、「覚悟はいいかそこの女子。」の中川大志、「ワンダーウーマン」のダニー・ヒューストン、「パンク侍、斬られて候」の豊川悦司、「シン・ゴジラ」の長谷川博己。監督は「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」のバーナード・ローズ。企画・プロデュースは「ラストエンペラー」のジェレミー・トーマスと「おくりびと」の中沢敏明。脚本は「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の斉藤ひろし、バーナード・ローズ、「喰女 クイメ」の山岸きくみ。音楽を「めぐりあう時間たち」のフィリップ・グラス、衣装デザインを「乱」のワダエミが担当。

半世界

「エルネスト」の阪本順治が、地方都市を舞台に39歳の男3人の友情物語を綴る人間ドラマ。紘は妻子とともに、父から受け継いだ山中の炭焼き窯で製炭をして暮らしている。ある日、中学からの旧友で、自衛隊員として海外派遣されていた瑛介が町に帰ってくる。出演は、「クソ野郎と美しき世界」の稲垣吾郎、「シン・ゴジラ」の長谷川博己、「きらきら眼鏡」の池脇千鶴、「泣き虫しょったんの奇跡」の渋川清彦。

NEW今日命日の映画人 3/7

スタンリー・キューブリック(1999)

恐怖と欲望

「非情の罠」以前に製作されたスタンリー・キューブリックの劇場デビュー作。自主制作映画であり、わずかなキャスト&スタッフ、低予算で製作されたにもかかわらず、公開時は批評家などからは好評だったのだ。しかし、キューブリック本人が本作を「アマチュアの仕事」と、プリントをすべて買占め封印してしまったため、長らく劇場で上映する機会がなかった。2013年5月3日よりオーディトリウム渋谷ほかにて、日本初公開された。

アイズ ワイド シャット

ある夫婦の愛と性をめぐる心の相克を冷徹に映し出したシリアス・ドラマ。監督・製作は「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」などの巨匠スタンリー・キューブリックで、88年の「フルメタル・ジャケット」以来11年ぶりとなる本作完成直後死去し、本作が遺作となった。脚本は19世紀末の文豪アーサー・シュニッツラーの『Tarumnovelle』を原典にキューブリックとフレデリック・ラフェエルが執筆。製作総指揮はキューブリック作品の常連であるジャン・ハーラン。撮影(クレジットはライティング・キャメラマン)はラリー・スミス。音楽は英国で活動するジョスリン・プーク。美術はレスリー・トムキンズとロイ・ウォーカー。編集はナイジェル・ゴルト。衣裳はマリット・アレン。出演は実生活でも夫婦であるトム・クルーズ(「ザ・エージェント」)とニコール・キッドマン(「プラクティカル・マジック」)、監督でもある「夫たち、妻たち」のシドニー・ポラック、「ツイスター」のトッド・フィールド、「日曜日のピュ」のマリー・リチャードソン、「ディープ・インパクト」のリーリー・ソビエスキー、「恋のレディ&レディ?・」のヴィネッサ・ショーほか。、
小川真司(2015)

宇宙戦艦ヤマト2199 第七章 そして艦は行く

TVアニメ『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク全26話の第23話から第26話を再編集した劇場版最終章。イスカンダルに到達し、地球へ帰還するヤマトの旅程を描く。総監督は、「トワノクオン」シリーズの出渕裕。声の出演は、「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」シリーズの菅生隆之、「ねらわれた学園」の小野大輔。

宇宙戦艦ヤマト2199 第六章 到達!大マゼラン

SFアニメーション『宇宙戦艦ヤマト』をリメイクした全26話のシリーズを劇場公開。第六章ではガミラス艦隊との決戦を経て、大マゼラン銀河に辿り着くまでの第19話から第22話を上映する。声の出演は『獣電戦隊キョウリュウジャー』の菅生隆之、『進撃の巨人』の小野大輔、「DRAGON BALL Z 神と神」の山寺宏一。