マダムのおかしな晩餐会

まだむのおかしなばんさんかい MADAME
上映日
2018年11月30日

製作国
フランス

上映時間
91分

ジャンル
コメディ ドラマ

ここが見どころ

パリの上流社会を舞台に繰り広げられるロマンティック・コメディ。裕福なアメリカ人夫婦アンとボブは、セレブな友人たちを招いて豪華ディナーを開催。だがひょんなことから身分を隠したメイドが紛れ込み、何も知らない客の紳士が彼女に一目惚れしてしまい……。出演は「リトル・ミス・サンシャイン」のトニ・コレット、「グランド・ブダペスト・ホテル」のハーヴェイ・カイテル、「ジュリエッタ」のロッシ・デ・パルマ。監督は、フランスの新鋭アマンダ・ステール。脚本をアマンダ・ステールと「クリムゾン・ピーク」のマシュー・ロビンスが務める。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    金子遊

    アメリカ人の知人を見ていると、すぐに骨董や古美術など古いものに心がときめいて、散財しがちだ。歴史の浅い国の人たちの性か。本作でパリに移住したブルジョワの夫婦も、富裕さは格段上だが、巨匠の絵画や年代物のインテリアに囲まれてご満悦そうだ。だが、米欧の金持ちが集まる晩餐会のシーンでは、ドロドロした奸計や不倫への誘惑、貴族への憧れや移民への蔑視が錯綜して、ヨーロッパの美術を自己のステータスとしてしか使わない、彼らの浅薄さを笑うための装置になっている。

  • 映画評論家

    きさらぎ尚

    手違いに端を発したドタバタ喜劇だが、登場人物が出揃うと、あとはお定まりのパターンで展開し、話が見えてしまう。メイドをはじめ、主人夫妻など達者な役者を揃えているだけに、この不発は残念。ストーリーよりもむしろ、夫妻の邸宅になった贋造博物館などのビジュアルが目を楽しませてくれる。この富豪のアメリカ人夫妻は、憧れのパリに越してきたという設定なので、衣裳からインテリア、晩餐会の食器など、金ピカのゴージャスさがいかにもの雰囲気を作っていた点は評価できる。

  • 映画評論家

    那須千里

    日本に比べて欧米では階級社会を意識する局面がはるかに多いであろうことは想像に難くない。それが歴史でもある。ただ、その事実を露骨に示されるとやはり複雑だ。21世紀にもなって……という見解は劇中でメイドに惚れた紳士も口にしているが、だからといって理想論と現実は違う。コメディだからこそ余計に苦い。このドラマを他人事と思うなかれ、女子のスクールカーストに当てはめれば日本でもそのまま成立する。あなたは私の親友よ(ただし私より前に出ない限りは)というやつだ。

「マダムのおかしな晩餐会」のストーリー

フランス・パリに越してきた裕福なアメリカ人夫婦のアン(トニ・コレット)とボブ(ハーヴェイ・カイテル)。ある日、ふたりはセレブな友人たちを招いて豪華なディナーを開こうとするが、手違いで出席者が不吉な13人になってしまう。大慌てのなか、スペイン人メイドのマリア(ロッシ・デ・パルマ)を“ミステリアスなレディ”に仕立て上げ、晩餐会の席に座らせてディナーが始まる。ところが、マリアは緊張のあまりワインを飲みすぎ、お下品なジョークを連発。だが逆にこれが大ウケしてダンディーな英国紳士から求愛されてしまうマリア。今さら正体を明かすこともできず、アンやマリアは困惑するが……。

「マダムのおかしな晩餐会」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「マダムのおかしな晩餐会」のスペック

基本情報
ジャンル コメディ ドラマ
製作国 フランス
製作年 2016
公開年月日 2018年11月30日
上映時間 91分
配給 キノフィルムズ
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 5.1ch
コピーライト (C) 2016 / LGM CINEMA - STUDIOCANAL - PM - Tous Droits Reserves

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/15

カロリン・ダヴァーナス(1978)

エスケイプ

エイドリアン・ブロディが製作総指揮、主演を務めたシチュエーションスリラー。大破した車の中で目覚めた男。脚を挟まれて身動きが取れず、記憶も一切失くしてしまった彼が、かすかな手掛かりを頼りに自分の正体と事件の真相を解き明かしていく。【スタッフ&キャスト】製作総指揮:クレイ・エプスタイン 製作:カイル・マン 監督:マイケル・グリーンスパン 脚本:クリストファー・ドッド 製作総指揮・出演:エイドリアン・ブロディ 出演:カロリン・ダヴァーナス/ライアン・ロビンズ/エイドリアン・ホルムス

A TIME OF WAR

近代戦でもっとも過酷な戦場のひとつ“パッシェンデールの戦い”を描いた戦争アクション。フランスで傷を負いカルガリーへ戻って来たマイケル軍曹は、陸軍看護師・サラの弟が喘息持ちであることを隠して兵隊に志願したことを知り、再び戦場へ戻るが…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本・出演:ポール・グロス 製作:フランシス・ダンバーガー 撮影:グレゴリー・ミドルトン 音楽:ヤン・A・P・カチュマレク 出演:カロリン・ダヴァーナス/ギル・ベローズ/ジョー・ディニコル/アダム・ハリントン
ニコラス・ハモンド(1950)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド エクステンデッド・カット

レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの初共演作となるクエンティン・タランティーノ監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」に新しい4つのシーンを加えた10分拡大版。11月15日から2週間限定、全国4館で日本公開。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが初共演を果たしたクエンティン・タランティーノ監督作。1969年に実際に起きた、カルト教祖チャールズ・マンソンとその信奉者たちによる女優シャロン・テート殺害事件を題材に、ハリウッド黄金時代の光と闇に迫る。シャロン・テートを「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のマーゴット・ロビーが演じるほか、「Dear ダニー 君へのうた」のアル・パチーノ、「500ページの夢の束」のダコタ・ファニングが出演。

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