コンプリシティ/優しい共犯

こんぷりしてぃやさしいきょうはん COMPLICITY
上映日
2020年1月17日

製作国
日本 中国

上映時間
116分

ジャンル
社会派 ドラマ
  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
+ 評価する

ここが見どころ

技能実習生や不法滞在外国人などの社会問題を背景に、1人の若者の生き様を描くドラマ。中国から技能実習生として来日しながらも、研修先企業から失踪し、不法滞在者となったチェン・リャンは、やがて山形の小さな蕎麦屋で住み込みの仕事を見つけるが……。出演は「雀 我が家の風景」のルー・ユーライ、「台風家族」の藤竜也。監督の近浦啓はこれが長編デビュー作ながら、東京フィルメックス観客賞を受賞した他、トロント国際映画祭や釜山国際映画祭などに出品され、高評価を得ている。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    須永貴子

    日本に出稼ぎに来たが、母国に帰ることを決めた中国人の、「この国に希望はもうないよ」という台詞が重く響く。だからこそ、主人公が日本人と築いた信頼関係と、鮮やかなラストシーンから、この国にも日本経済にも希望はないが、(個)人にはあるかもしれないと思わされる。特筆すべきは、ラストシーン。ある日本映画のタイトルを使ったボイスメールでのやりとりは、伏線の回収の仕方、切れ味の良さ、主人公のハッとさせる表情、その後の余韻、すべてにおいて出色の出来栄えだ。

  • 映画評論家

    山田耕大

    主演のルー・ユーライの内に光を秘めた朴訥な顔がいい。「平和ボケ」とくさされる日本の若者には決して見られない顔。それに老練な藤竜也の顔が並ぶと、もう一幅の絵だ。技能実習から逃亡して他人に成りすます中国人青年と、彼を受け入れる蕎麦職人。中国にいる母や祖母の切ない愛。それとは対照的な職人の息子の傲慢な冷淡さ。彼の祖母が亡くなっても国に帰れず、スマホに送られてきた遺体の映像に涙するシーンの哀切さ! この映画には清潔な感動がある。

  • 映画評論家

    吉田広明

    不法滞在となっていた技能実修生を、それと知らずに雇った蕎麦屋の主人。すぐそこにあるごく身近な問題として描く、という姿勢は一つの選択ではあり、作りも丁寧なのだが、みんないい人で、どこか穏当な印象。相当数が失踪するこの制度自体を問うことがなければ、「いまあるところで咲きなさい」流の、優しさを装って現状の理不尽を肯定することにつながりかねないという気がする。怒り狂えというわけではないが、これが第一作であれば尚更、もっと我武者羅でもよかったのでは。

みんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2020年1月22日に投稿
    89
    • 手に汗握る
    • 泣ける

    ネタバレ

「コンプリシティ/優しい共犯」のストーリー

中国の河南省から、技能実習生として日本へ働きに来たチェン・リャンは、研修先の企業から失踪し、不法滞在の身となる。だが、故郷の母には真実を告げることができず、研修を続けていると偽りながら、斡旋される窃盗に手を染めていた。そんな中、ひょんなことから他人になりすまし、山形の小さな蕎麦屋に住み込みで働き始めることに。厳格な店主・弘と娘の香織が切り盛りする蕎麦屋で弘に怒鳴られながら、出前をこなす日々。やがてチェン・リャンは、出前先のアトリエで、葉月という女性に出会うが……。

「コンプリシティ/優しい共犯」の写真

「コンプリシティ/優しい共犯」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「コンプリシティ/優しい共犯」のスペック

基本情報
ジャンル 社会派 ドラマ
製作国 日本 中国
製作年 2018
公開年月日 2020年1月17日
上映時間 116分
製作会社 クレイテプス=Myth Pictures
配給 クロックワークス
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト https://complicity.movie/
コピーライト (C)2018 CREATPS/MYSTIGRI PICTURES

「コンプリシティ/優しい共犯」のみんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2020年1月22日に投稿
    89
    • 手に汗握る
    • 泣ける

    ネタバレ



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