- 手に汗握る
- 感動的な
- 怖い
- おしゃれな
- 泣ける
- 可愛い
- 笑える
- 重厚感のある
- かっこいい
- ほのぼのとした
- セクシーな
- スカッとする
- 親子で楽しめそう
- 考えさせられる
ここが見どころ
人気ブログから生まれたエッセイを原作に、不器用な母娘の実話を篠原涼子主演で映画化。八丈島に暮らすシングルマザーのかおりと、反抗期を迎えた高校生の娘・双葉。話しかけても返事すらしない娘へ逆襲しようと、かおりは双葉の嫌がる“キャラ弁”を作り続ける。共演は「累 かさね」の芳根京子、「輪違屋糸里 京女たちの幕末」の松井玲奈、「DTC 湯けむり純情篇 from HiGH&LOW」の佐藤寛太、「鋼の錬金術師」の佐藤隆太。監督・脚本は「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」「レオン」の塚本連平。
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映画専門家レビュー
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映画評論家
松崎健夫
反抗期の娘は母親と「口をきかない」=「喋らない」。一方で、この映画の登場人物は総じてよく「喋る」。母親に至っては独り言のオンパレードだ。しかし、娘が少しずつ「喋る」ようになると共に無駄な台詞が徐々に削がれていることが判る。そして映画の終盤では、母親が娘の卒業のために作った“最後のお弁当”の映像を見せるだけで全てを語ってみせている。そこに台詞はない。キャラ弁を作る時間は、相手を想う時間でもある。その総和と台詞の総和とが、実は均衡しているのである。
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映画文筆系フリーライター
千浦僚
子どもが独り立ちする直前まで見せる親に対する生意気は当然のことだし問題ない。大抵の親が差し引きで考えれば引き合わぬ“育てる”ということをやり遂げうるのは、子のごく幼いときの無心の笑みや微笑ましい振る舞いで既に報われているから。だがそれはいつかは更生し、感謝に転じるほうが望ましい。それは親の満足の問題でなく、その謙虚さやそこまで思いが至ることがその後その子を生き易くするから。そういう超普遍的なことを優れた実話ネタをもとに説教臭なく楽しく見せた作。
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映画評論家
北川れい子
中井貴一のハイテンションなナレーションに誘われ、つい見てしまうNHKの“サラメシ”。ランチや弁当の中身もさることながら、日常の中で取材される人々の多種多様な仕事も私には面白い。実話がベースというこの作品の母親は、いくつもの仕事を掛け持ちしながら、反抗期の娘の弁当作りに工夫を凝らす。反抗期といっても大したトラブルがあるワケでもなく、シングル・マザーの母親も楽天的、あとは凝った弁当と些細なエピソードがあるだけ。サラっと観られる消化のいい映画。
みんなのレビュー
「今日も嫌がらせ弁当」のストーリー
自然と人情が豊かな八丈島で、次女の双葉(芳根京子)と暮らしているシングルマザーのかおり(篠原涼子)。だが高校生となった双葉は反抗期に突入。生意気な態度で何を聞いても返事すらしない。かおりは娘の嫌がる“キャラ弁”を作り続けて逆襲するが、やがてそのお弁当は、母から娘への大切なメッセージへと変わっていく。一方、双葉もまた「ウザい」とぼやきながらも、何かを受け取るように毎日一口も残さず食べ続けるのだった……。
「今日も嫌がらせ弁当」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2019 |
公開年月日 | 2019年6月28日 |
上映時間 | 106分 |
製作会社 | 2019「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会(制作プロダクション:日活=ジャンゴフィルム |
配給 | ショウゲート |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://www.iyaben-movie.com/ |
コピーライト | (C)2019映画「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会 |
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