ソローキンの見た桜

そろーきんのみたさくら
上映日
2019年3月22日

製作国
日本

ジャンル
ラブロマンス 歴史劇 戦争 ドラマ
  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
+ 評価する

ここが見どころ

日露戦争時代に愛媛県松山市に設けられた全国初の捕虜収容所をモチーフにした、日露合作の悲恋物語。弟を戦争で亡くしロシア兵を憎む日本人看護師ゆいは、ロシア兵将校ソローキンの手当てをすることに。いつしか惹かれ合う二人だったが、彼には密命があった。第1回日本放送文化大賞ラジオ部門グランプリに輝いたラジオドラマ『~松山ロシア人捕虜収容所外伝~ソローキンの観た桜』を映画化。監督はオールロシアロケ作品「レミニセンティア」の井上雅貴。「2つ目の窓」「海を駆ける」の阿部純子が、ロシア人将校と運命的な出会いをする日本人看護師とその子孫のTVディレクターの二役を演じる。2019年3月16日より愛媛県先行ロードショー。

映画専門家レビュー

  • 上野昴志

    いま、なんで日露戦争絡みのお話なのか? まさか、日ロが、北方領土を棚上げしたまま平和条約を進めようとしていることへの後押しでもなかろうが。それはともかく、説明的な言葉や演技が眼につくわりに、人物像の描き方が稀薄で底が浅い。ソローキンは、ロシアの第一革命に加担してスパイ活動をしているというのだが、それも説明だけ。となると、あとは、日本の看護婦との恋の物語だけになる。日露戦争では、日本も太平洋戦争では無視した捕虜の保護をしたというのが唯一の教訓か。

  • 映画評論家

    上島春彦

    実話というか史実に触発された物語、ということかな。斎藤工は真相を知っていて阿部純子をロシアに連れて行ったのだろうか、どうも分からない。編集で切ったのかな。そうしたもやもやは欠点だが、他は面白い。特に恋人たちが歳月を隔てて日記で再会するというコンセプトが秀逸だ。脚本家はこの趣向で「いける」と思ったのだろう。帝政からロシア革命へ、という時代の動向に愛媛松山市民の進取の気性が相まって、明治というより何かもっと現代的な物語を、この映画は紡ぎ出している。

  • 映画評論家

    吉田伊知郎

    日本とロシアを股にかける監督に相応しい企画かつ、どちらかの国を過剰に顕彰する作りになっていないので安堵。ロケーションも良く、時代の再現ぶりやルックも凝っているだけに、現代パートが不要に思える。捕虜収容所ものとして正面からドラマを作ることが出来る材料が揃っているだけに、終盤の怒濤の展開がモノローグで処理されてしまうのは拍子抜け。「孤狼の血」に続いて阿部純子が魅力的なこともあり、全部とは言わないまでもサスペンス豊かなメロドラマになり得たはず。

みんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2019年3月18日に投稿
    82
    • 感動的な
    • 泣ける

    ネタバレ

「ソローキンの見た桜」のストーリー

2018年、新人TVディレクターの桜子(阿部純子)は先輩・倉田(斎藤工)の指示によりロシア人墓地の取材を皮切りにロシアにいくことになるが、興味を持てない。そんな中、祖母・菊枝(山本陽子)から、自身のルーツがロシアにあることを教わる。祖母の手元には、日露戦争時代に看護師をしていた先祖・ゆいの日記が残されていた。ロシア兵と日本人看護師の日記を紐解いていくうちに、桜子はある事実を知る……。日露戦争時代。ゆい(阿部純子/二役)は弟・健二を戦争で亡くしロシア兵を許せずにいたが、ロシア兵将校ソローキン(ロデオン・ガリュチェンコ)の手当てをすることになる。当時、世界から一流国として認められるため、日本はハーグ条約遵守を意識し、ロシア兵捕虜のアルコールの購入や外出などの自由を認めており、松山市民とロシア兵捕虜は交流を深めていく。ロシア兵を憎む一方でソローキンの寛大な心や女性を敬う考え方に惹かれていくゆい。ソローキンもまた、ゆいの心の奥の悲しみを取り除きたいと願い始める。しかしソローキンが捕虜となったのはある密命のためであり、ロシア革命に加わろうと収容所を脱出し帰国することにした彼はゆいも連れて帰ろうとするが……。

「ソローキンの見た桜」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ソローキンの見た桜」のスペック

基本情報
ジャンル ラブロマンス 歴史劇 戦争 ドラマ
製作国 日本
製作年 2019
公開年月日 2019年3月22日
製作会社 ソローキンの見た桜製作委員会(制作プロダクション:INOUE VISUAL DESIGN)
配給 KADOKAWA=平成プロジェクト
レイティング 一般映画
カラー/サイズ カラー
公式サイト https://solokin-movie.com/
コピーライト (C)2019ソローキンの見た桜製作委員会

「ソローキンの見た桜」のみんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2019年3月18日に投稿
    82
    • 感動的な
    • 泣ける

    ネタバレ


映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 1/20

デイヴィッド・リンチ(1946)

ようこそ映画音響の世界へ

ハリウッドの映画音響に焦点をあてたドキュメンタリー。その進化において大きな偉業を残した「市民ケーン」「鳥」「ゴッドファーザー」などの名作から映画音響の歴史を紹介。さらに、スペシャリストたちと共に“音”が映画にもたらす効果と重要性に迫っていく。出演は「地獄の黙示録」のウォルター・マーチ、「スター・ウォーズ」のベン・バート、「ジュラシック・パーク」のゲイリー・ライドストローム。

デニス・ホッパー/狂気の旅路

個性派俳優でありアメリカン・ニューシネマを代表する「イージー・ライダー」を監督、アーティストとしての顔も持つハリウッドの反逆児デニス・ホッパーの半生を追うドキュメンタリー。関係者の証言や未公開映像を交え、その足跡と映画史における役割を辿る。デニス・ホッパーの大ファンだったニック・エベリング監督が、1970年代初頭から約40年にわたりホッパーの右腕だったサティヤ・デ・ラ・マニトウをはじめ家族や友人・知人らによる数々の証言や、自ら集めた未公開映像をもとに構成。
エヴァン・ピーターズ(1987)

ボーダーライン:ソマリア・ウォー

海賊が蔓延るソマリアで現地取材を行ったジャーナリスト、ジェイ・バハダーの手記を映画化。2008年。伝説のジャーナリスト、シーモアの影響を受けたジェイは、ソマリアの現地取材に向かう。危険な取材の中、使命感を芽生えさせてゆくジェイだったが……。出演は「X-MEN:ダーク・フェニックス」のエヴァン・ピーターズ、「キャプテン・フィリップス」のバーカッド・アブディ、「ワーキング・ガール」のメラニー・グリフィス、「ゴッドファーザー」のアル・パチーノ。

X-MEN:ダーク・フェニックス

特殊能力を持つミュータントたちの活躍を描いた人気シリーズ「X-MEN」第7弾。X-MENの一員であるジーン・グレイが宇宙で事故に遭遇。これによりダークサイドが覚醒し、世界を滅ぼすほどの強大なパワーを持つダーク・フェニックスに変貌する……。出演は前作「X-MEN:アポカリプス」に引き続きジーン・グレイを演じるソフィー・ターナー、「ミスター・ガラス」のジェームズ・マカヴォイ、「エイリアン:コヴェナント」のマイケル・ファスベンダー。「X-MEN:アポカリプス」の脚本を担当するなど、長年にわたってシリーズに携わってきたサイモン・キンバーグが、長編映画初監督を務める。

NEW今日命日の映画人 1/20

オードリー・ヘップバーン(1993)

マイヤーリング

1957年にテレビ番組『プロデューサーズ・ショーケース』の1本として1度だけ全米生放送された作品。以後、目にする機会はなかったが、当時の技術“キネスコープ”で録画されたマスターを復元し、劇場公開が実現した。オードリー・ヘプバーン(「ローマの休日」)とメル・ファーラー(「戦争と平和」)の夫婦共演も話題に。

ローマの休日 製作50周年記念デジタル・ニューマスター版

アメリカン・フィルム・インスティテュートが2000年に発表した“アメリカが生んだ最も素晴らしいラブストーリー ベスト100”の第4位に選ばれた恋愛映画。製作から50周年を迎え、“デジタル・ニューマスター版”として再び公開された。この映画によって、主演のオードリー・ヘプバーンは無名の女優からハリウッド・スターとなった。なお脚本は、当時の赤狩りでハリウッドから締め出されていたダルトン・トランボが、友人のイアン・マクラレン・ハンター名義で初稿を執筆、これにハンターが手を加えたものを、さらにジョン・ダイトンが改稿するかたちで決定稿に至った。初公開時はトランボの名前は伏せられていたが、のちに当時の事情が明らかになり、デジタル・ニューマスター版には新たにトランボの名がクレジットされている。